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義理チョコの風習には、男性も女性も、約4割が否定的なようですが、それでも、何となく職場がざわつくのがバレンタインデーです。
管理部門の方々にとっても、女性社員からいくつチョコレートをプレゼントされるかは人気のバロメーターでもあるだけに、どうしてもソワソワしてしまうようです。ところで、そもそも、このバレンタインデー、いつ頃から始まり、どんな意味を持っているのでしょうか。バレンタインデーの歴史を紐解いてみましょう。
聖バレンタインデーは、バレンタイン司祭の殉教の日で、もともとは司祭の死を悼む宗教的行事でした。殉職の理由は、当時のローマ皇帝クラディウス2世が、強兵策として兵士の結婚を禁止したことに背き、愛の尊さを説き皇帝に抵抗して多くの兵士たちを結婚に導いたのがバレンタイン司祭です。
結局、皇帝の怒りをかうことになり、バレンタイン司祭は西暦270年2月14日に殺されてしまうのですが、恋人の守護神として “聖バレンタイン”として敬われるようになり、ローマカトリック教会では、この日を祝日としたそうです。
それが、14世紀頃から、この日に愛の告白をする若者が増え、さらに、春が訪れを感じるようになる2月は、小鳥もさえずるようになることから、愛の告白にふさわしいと、プロポーズの贈り物をする日となったようです。
では、日本に、この聖バレンタインデーの風習が伝わってきたのは、いつ頃でしょうか。第二次世界大戦後に欧米文化が流れ込んでくるのに合わせ、1950年代後半には、それなりに流行りだしたようですが、本格的に定着するようになったのは1970年後半のようです。
ところで、日本は、バレンタインデーには女性から男性に親愛の情を込めて“チョコレートを贈る”という、独自のスタイルになっていったようです。その理由は、製菓業界が販売促進に力を入れたためですが、気になるのは、そのきっかけをつくったのは誰なのかということですが、これには諸説いろいろあるようです。
確認されているなかでもっとも古いのは、英字新聞「ザ・ジャパン・アドバタイザー」(1936年2月12日付)に、「あなたのバレンタイン(=愛しい方)にチョコレートを贈りましょう」という、洋菓子店モロゾフ株式会社の広告コピーです。
モロゾフの本店があった阪神御影駅南側の広場に、2013年に「バレンタイン広場」が整備されましたが、ここは、聖バレンタインゆかりの地とされるテルニ市からの“お墨付き”を得ていることもあり、どうやら、バレンタインデーにチョコレートが最有力だったようです。
昭和33年(1958)に、メリーチョコレートカンパニーが伊勢丹新宿本店で「バレンタイセール」を行ったという説もあります。
また、昭和35年(1960)には、森永製菓が新聞広告に「愛する人にチョコレートを贈りましょう」と打ち出したこと、伊勢丹が1965年に「バレンタインデーのフェア」を開催したことで、バレンタインデーが広まったとする説もあります。
さらに、ソニー創業者である盛田昭夫氏が、1968年に輸入雑貨専門店ソニープラザが、バレンタインデーにチョコレートを贈ることを大々的に展開し、「日本のバレンタインデーはうちがつくった」といっているそうです。
どこのメーカーが、“バレンタインデーとチョコレート”を広めたのかは、諸説いろいろではっきりとはしていませんが、チョコレートを売るための販売戦略が、功を奏したことだけは確かなようです。
しかし、諸外国では、バレンタインデーの贈り物にチョコレートが限定されているわけではありません。これは、日本独特のもので、日本のチョコレートの年間消費量の2割程度が、バレンタインデーに消費されるそうで、製菓業界の努力の賜物というべきかもしれません。
このように、バレンタインにチョコレートというのは、日本独特のものですが、バレンタインのお返しとなるホワイトデーも、日本生まれの独自の習慣です。職場の雰囲気を壊さないために、仕方なくチョコレートを配った女性社員もいるわけですから、上司となる部長や課長は、ホワイトデーのお返しは、忘れないようにしましょうね。
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