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坂本龍馬や勝海舟、西郷隆盛など、幕末や明治維新の偉人を好きな人が多いが、オフラボでは、幕末・明治維新の偉人30人中から、好きな人物を選んでもらい、人気度や抱いているイメージを、高ストレス・低ストレスのストレスレベル別に分析するという、ユニークな調査を行っている。
その結果、圧倒的に人気が高かったのが坂本龍馬で、ストレスレベル別では、男女とも低ストレス者の好意度が高い結果となっている。
そのほか、勝海舟、西郷隆盛、吉田松陰などの開国派が、低ストレス者には人気で、常識にとらわれない自由な発想や自身の正義を貫く姿勢、あるいは豪胆で何事も受け入れる器など、彼ら自身もストレスオフができていた印象を受けることが、人気の要因のようだ。
一方、高ストレス者が選んだのは沖田総司、土方歳三、近藤勇と、新選組の志士が上位に並び、農民出身者が武士として認められるという乱世ならではの大出世への憧れ、あるいは、幕府に忠心を尽くすも、朝廷の敵というレッテルを貼られ最期を遂げる、「報われない」エピソードに自身を重ねている様子もうかがえる。
ちなみに、男性経営者・役員では、先見の明を持ち、賢君と言われた島津斉彬や、三菱財閥の創業者である岩崎弥太郎、男性自営業者・自由業では、佐久間象山、ジョン万次郎が好まれているようだ。また、男性公務員・社員が支持したのが新選組の隊士で、やはり高ストレス者が多い結果となっている。
さて、好きな幕末・明治維新の偉人が、ストレスレベルによって違うとなれば、取引先の相手のストレス状況を判断するヒントになるかもしれない。壁に突き当たっている部下に、「取引相手が好む偉人によってストレスの大小がわかる」とアドバイスしてはいかがだろうか。
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