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記録的な猛暑や豪雨、大型台風、地震などの自然災害の多発や、カリスマ経営者の逮捕など、多くの出来事が2018年の日本列島を駆け巡ったが、ビジネスパーソンは何が印象に残ったのだろうか。
通信教育を手掛ける株式会社ユーキャンが、20代から40代のビジネスパーソンを対象に、今年1年の出来事を振り返りつつ、2019年のトレンド予測と資格取得に関する意識調査を実施した結果、2018年で印象に残った出来事には、自然・化学関連では「北海道胆振東部地震」、社会・スポーツ・エンタメ関連では「TOKIO山口メンバー書類送検」、政治・経済関連では「仮想通貨流出」が、選ばれた。
【自然・科学技術関連】
1位「北海道で震度7地震(北海道胆振東部地震)」(51.6%)、2位「非常に強い台風の上陸と接近が相次ぐ」(38.7%)、3位「西日本豪雨」(37.7%)
【社会・スポーツ・エンタメ関連】
1位「TOKIO山口メンバー書類送検」(51.0%)、2位「安室奈美恵さん芸能界引退」(47.7%)、3位「振袖販売会社 はれのひ、突如店舗を封鎖」(45.2%)
【政治・経済関連】
1位「コインチェックで仮装通貨流出」(35.8%)、2位「日経平均株価26年ぶりに2万4,000円台を記録」(19.7%)、3位「史上初の米朝首脳会議」(18.1%)
2019年に話題になりそうな出来事には、1位「新元号に改元」(48.4%)、2位「消費税10%に引き上げ」(44.2%)、3位「GWが10連休に」(40.3%)となっている。
また、2019年に武器になる資格No1となったのは「TOEIC(R)テスト」(20.6%)で、訪日外国人の増加の影響からか、語学への関心が高まっていることがうかがえる結果となった。さらに、消費税10%引き上げの影響か、2位には「ファイナンシャルプランナー(FP)」(18.7%)、3位は「簿記」(17.1%)が選ばれている。
ちなみに、取得している資格でもっとも多かったのは、「英検」(28.6%)、次いで「簿記」(18.5%)、「漢検」(17.2%)、「TOEIC(R)テスト」(13.4%)、「情報処理技術者試験」(11.3%)と続き、取得した理由は、「仕事で必要だから」(24.8%)、「自分の能力を確認したいから」(21.4%)、「興味があることを深く学びたいから」(20.6%)、「仕事の専門性を高めたいから」(20.2%)、「就職・転職に有利だから」(17.6%)となっている。
“仕事のため”と “自己の能力向上”を目指して、資格取得にチャレンジしているビジネスパーソンが多いという結果だが、資格や知識が業務に直結する管理部門としては、新たな資格へのチャレンジは特に意識したいところだ。
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