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2015年9月に国連のサミットで採択されたSDGs(エスディージーズ:持続可能な開発目標)では、世界における電力供給格差や、化石燃料による大気汚染問題などを背景に、『エネルギーをみんなに そしてクリーンに』というテーマが、17の目標のひとつとして掲げられました。
今回は、『エネルギーをみんなに そしてクリーンに』というテーマに対する日本国内の動きと、企業の取り組みについて紹介していきます。
目次【本記事の内容】
2012年7月、太陽光発電などの再生可能エネルギーで発電した電気を、国が決めた価格で買い取るように電力会社に対して義務づける「FIT法」が施行され、多くの事業者が再生可能エネルギーの発電事業に参入しました。この影響で国内における再生エネルギーの導入は急速に進み、2016年には国内における再生エネルギーの導入量は、2012年の約2.5倍になったと言われています。
その一方で、FIT法の施行から6年が経過した現在では、「再生可能エネルギーの導入が太陽光発電に偏っている」「FIT(固定価格買取制度)の認定を受けたのに発電を始めないケースが多発」など、再生エネルギーをめぐるさまざまな問題も浮上しています。
家庭用の太陽光発電システムにおいては、初期不良など設置後のトラブルが数多く報告され、問題となっています。
こうした状況を受けて、株式会社エナジービジョンのように、施工とメンテナンスの両面から太陽光発電の安定供給を支える取り組みを行う会社も出てきています。同社では、太陽光発電の管理やメンテナンスを重視した事業が行われています。具体的には、発電システムの施工から廃棄に至るまでの情報を一括管理して、管理・メンテナンス業務を効率的に遂行するためのクラウドサービスを提供しているようです。
SDGsの目標『エネルギーをみんなに そしてクリーンに』においては、開発途上国に、再生可能エネルギーのような「クリーンなエネルギー」を供給する設備を整備することも重要視されていますが、こうした事業を海外で展開する日本の企業も少なくありません。
例えば、パナソニック株式会社では、「ソーラーランタン10万台プロジェクト」という取り組みが行われています。これは、世界の無電化地域に、太陽光を充電して使用できるソーラーランタンを寄贈するというものです。パナソニックは、2018年1月に世界30ヶ国への寄贈台数が、目標の10万台を超えたことを発表しました。
また無電化地域への支援は、現物を支給したり、発電所を建設したりといったものだけでなく、クラウドクレジット株式会社がおこなっている「Light Up The World Project」のように、現地で太陽光発電事業をおこなう企業を支援するファンドを販売する取り組みもあります。
世界では新興国を中心に、自動車の排気ガスなどによる大気汚染が大きな問題となっていますが、輸送手段や交通機関に関するエネルギーの見直しに取り組んでいる企業もあります。
輸送機器製造の大手である川崎重工業株式会社では、低燃費・低環境負荷の船舶、鉄道車両、航空機やエンジン、ボイラーなどの開発や、二酸化炭素を排出しない水素エネルギーの実用化を目指すことによって、SDGsの目標達成に取り組むことを表明しています。
電力がすでに行き渡っている地域においては、「エネルギーの節約=省エネ」の重要性が叫ばれて久しくなっています。
日本国内でも、省エネ事業を通してSDGsの目標達成に取り組んでいる企業が多くあります。
例えば、福岡県に拠点を置く健康住宅株式会社では、サッシや壁、床の素材や構造にこだわり、地域の気候風土にあわせた外断熱・高性能の省エネルギー住宅の設計や施工をおこなっています。同社は、省エネ住宅の普及を通して、SDGsの目標達成に貢献している企業と言えるでしょう。
このように、日本企業もエネルギーに関するさまざまな問題に立ち向かう取り組みを、国内外で展開しています。SDGsの目標達成のためには、今後さらに、企業そして個人による積極的な取り組みが必要となるでしょう。
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