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かつて銀行といえば、公務員や総合商社と並ぶ人気業種の一つだった。しかし、収益力の低下や店舗の統廃合、地方銀行の再編などのマイナスイメージの影響もあって、就活生の人気にも陰りが見えるようになっている。
銀行に対する就活生の人気低下ぶりを示しているのが、株式会社インタツアーが、23卒~26卒学生を対象とした「業界別イメージ調査銀行編」の結果だ。
調査概要
『23卒・24卒・25卒・26卒対象 業界別イメージ調査銀行編』
調査機関:株式会社インタツアー
調査対象者:インタツアー登録の23卒・24卒・25卒・26卒大学生
調査母数:12,624名(文系学生11,212名、理系学生1,412名)
回答数:840名(23卒222名、24卒395名、25卒168名、26卒55名)
調査方法: 『インタツアー』マイページまたはSNS経由によるWebアンケート
調査期間: 2022年6月14日~2022年6月20日
銀行に対するイメージのプラス要素としては、「安定している」が70.8%で最も高く、「給料が高い」「優秀な人材が多い」「伝統的・歴史がある」などが上位を占めている。しかし、就職先として銀行の選考を「受けるつもり(受けた)」は、わずか7.4%にとどまっている。
「受けるかもしれない」の26.5%を加えても33.9%で、「受けるつもりはない(受けなかった)」が、およそ3分の2を占め、人気の高いメーカーや広告・マスコミなどと比べるとかなり低く、就職先としてはあまり支持されていないことがわかる。
その不人気の理由は、プラスイメージの“伝統的・歴史がある”が、古臭い昔ながらの文化が息づいていることへの抵抗感や、全国転勤がある勤務形態などが、就職先として敬遠されている要因のようだ。
また、メガバンクの相次ぐシステム障害や、長引く低金利政策により収益を上げづらい環境にあり、統合や合併が進んでいることなどにより、銀行業そのものが衰退産業というイメージで受け止められているようだ。
一方、銀行の主な業務といえば、銀行法で預金・貸出・為替となっているが、学生にとっては決められた業務を黙々と行うイメージがあり、働き方改革に逆行するように映っているのかもしれない。
また、文科系大卒の受け皿となってきた銀行業界だが、ここ数年、メガバンクを中心に人員削減や一般職の採用を停止する方針が示されていることも、人気凋落傾向の背景にあると考えられる。
それにしても、コロナ禍やウクライナ情勢などの影響で、安定志向が高まっているなかで、安定企業の代名詞だった銀行の不人気ぶりは、まさに時代が大きな転換期に差し掛かっていることを示しているのかもしれない。
■参考URL
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000096.000058834.html
https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je06/06-00204.html
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