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2023年卒の大学生の就職活動は終盤を迎えていますが、すでに内定をもらっている学生はそのまま就職するのでしょうか。また、就活中に採用担当者やOBなどとの接触によって企業に抱くイメージに変化があったのでしょうか。
採用担当者にとって、内定者がすんなりと入社してくれるかどうかが、もっとも気になることではないでしょうか。ましてや労働生産人口の減少に歯止めがかからない状態が続いていますから、企業にとっては人材確保が最重要課題となっています。
それだけに、大切になるのが内定辞退者をいかに出さないか、ということです。そのためには、就職活動を通じて就活生が企業の姿勢をプラスのイメージとして受け止めたのか、それともマイナスイメージを抱いたのかを知る必要があるでしょう。
その参考になりそうなのが、採用コンサルティング事業を展開する株式会社プレシャスパートナーズが、就職イベント「Recruit Audition」(現在名=WinC Audition)に参加した23年卒の大学生を対象に実施した「就職活動・内定後に関する調査」の調査結果です。
まず、入社するかどうかの判断に直結すると思われる企業イメージについてですが、面接官の態度で「悪くなった」のは37.6%と、4割近くにもなります。
その理由として、「一生懸命話しているのに頷きがなく、聞いてくれているのかどうかわからなかった」「育休や産休制度に否定的な意見を聞いてしまった」「面接官が無表情で、話しづらかった」「圧迫的な面接を受けた」「言葉遣いが悪かった」などが挙げられています。
面接担当者は、就活生と向き合う態度が企業イメージにつながることを、あらためて認識する必要がありそうです。
一方、内定先企業の懇親会やイベントに、96.2%が参加を希望していることも、この調査から明らかになっています。また、入社するまでに、内定先での仕事を体験したいと考えている学生が91.1%いることもわかりました。
懇親会に参加したり、仕事体験をすることは、職場の雰囲気を肌で感じることにつながります。入社前に思い描いていたイメージとのギャップによる早期離職を防ぐためにも、内定者に対するフォローアップが、いかに大切なのかを示す結果ともいえそうです。
また、就活生にとっては、入社する会社の社長がどのような人物なのかも気になるのではないでしょうか。社長の経営方針や考え方に刺激を受け、このような経営者の下で働きたいと思うようになった学生もいるでしょう。
しかし、いくら売り手市場の就活事情とはいえ、就活中の学生がそう簡単に社長に会えるわけではありません。最終面接や会社説明会で社長が登場する企業もありますが、就活生が、社長に会いたいと感じる場面でもっとも多かったのが「説明会」の56.1%です。
「最終面接」は41.4%で、「仕事体験・社内見学」が28.7%で続いていますが、やはり入社を希望している会社の最高経営責任者の生の姿や発言に、就活生は強い興味を抱いていることがうかがえます。
あえて就活生と社長がざっくばらんに懇談する機会をつくる会社もありますが、そういう会社は、おしなべて就活生の評判も高いようです。新入社員の早期離職を防ぎ、より有能な人材を獲得していくためには、入社前と入社後のイメージのギャップを、できるだけ少なくすることがカギとなるのではないでしょうか。
それにしても、面接担当者の態度で企業イメージが「悪くなった」のが4割近くというのは、ちょっと驚きです。希望する会社に入るためには、就活生はいくつものハードルを越えなければなりませんが、その最初の関門となるのが面接です。その最初の関門で会社のイメージを落としてしまっている現実を直視することも、この人手不足時代には必要となりそうです。
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