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業務の効率化や人手不足を解消するため、作業現場などでロボット導入が加速しています。データの入力や転記、ファイルの複製など、オフィスでの単純作業をロボットで自動化するRPA(Robotic Process Automation)が、業務改善や働き方改革につながると注目を集めています。どのように利用されているのでしょうか。
業務効率化がなかなか進んでいないオフィスワークが、ロボット導入によって自動化が進めば、作業効率の改善につながることが大いに期待されています。
世界的なRPAソフトウェアベンダーで知られる「UiPath」(ユーアイパス)が発表したホワイトペーパー「RPAの国内利用動向と業務自動化の方向性」(調査・分析/アイ・ティ・アール)でも、RPA導入目的で最多となったのは「全社的な業務変革の実現」(48%)でした。これは、2年前に実施した調査結果よりも5ポイント増えて半数近くに迫っていることになります。(ITR社「国内RPA利用動向調査2022」のデータより)
導入が進んでいけば、数年後にはオフィスでの働き方が大きく変わっているかもしれません。オフィスワークの業務の一部をロボットが担い、業務の効率化を実現するためには、どのよう部門で、どのように活用されているかが問われることになりそうです。
「RPAの国内利用動向と業務自動化の方向性」から、RPAの導入済み企業の活用状況を見ていくと、IT部門が50%超で最も多く、次いで経理部門、総務部門、人事部門のバックオフィス系部門が30~40%台で続いています。
一方、利用率が低いのが営業部門、コンタクトセンター・顧客サポート部門などのフロントオフィス系部門です。「全社的な業務変革の実現」を目的に導入したRPAですが、活用状況は業務内容によって偏りがあることがわかりました。
また、RPAで自動化の対象としているアプリケーションはExcelが70%を超えて最も利用率が高く、ウェブブラウザが50%台と続いています。
この調査結果から見る限り、RPAの導入済み企業でも適用業務が限定的で、用途としてもデスクトップアプリケーションの自動化が先行しているようです。
RPA導入のメリットは、パソコン上での作業処理の手順を登録することにより、人が操作するのと同じように処理可能となり、複数のシステムやアプリケーションを操作することもできるようになることです。
たとえば、問い合わせ内容をメールからExcelへの転記、新入社員の情報を人事システムに自動で反映、営業実績のデータを月ごとに集計するなど、単純作業や定型業務などはRPAの得意とするものです。
オフィスワークで負担になっている代表的な業務といえば、入力や集計などの単純作業ではないでしょうか。それがロボットで自動化されるようになると、よりクリエイティブな仕事に集中することが可能となります。
RPA導入で業務の効率化が進めば、長時間労働の是正や人件費の削減、働き方改革にも大きな期待が持てそうです。日本は生産労働人口の減少という大きな問題を抱えているため、導入を検討する企業がますます増えていくと予想されています。
ただし導入コストに見合う成果を上げるためには、自社に合うツールの選択と運用方法についてしっかりと検討することが重要となりそうです。
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