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小説『下町ロケット』から読み解く、正しい意思決定
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小説『下町ロケット』から読み解く、正しい意思決定

公開日2018/10/16 更新日2018/11/02

先行きが不透明で、“正解”の見えづらい現在の経営環境。そのような中でも経営者、マネジャーは日々、意思決定の機会に迫られます。本当にこの選択であっているのか?メンバーはついてきてくれるのか?自分の選択に不安を感じながら意思決定をしている方が大半ではないでしょうか。今回は人気小説『下町ロケット』の事例をもとに、正しい意思決定の仕方をご紹介します。

あらすじ ~究極の意思決定~

製品開発で業績を伸ばしてきた中小企業、佃製作所。ところがある日、大口取引先との取引停止に加え、競合の大手メーカー、ナカシマ工業から特許の穴をついた特許侵害訴訟を起こされ、突然の経営危機に見舞われた。
銀行からの融資も断られ、資金繰りに苦しむ中、国産ロケット開発をしている超大手企業、帝国重工から佃製作所の保有する特許を譲って欲しいとの申し入れがあがってきた。特許売却を主張する営業系社員と、あくまでも売却に反対する技術系社員で佃製作所社内が対立する中、佃社長は目の前の経営危機と将来の技術資産や技術力を中核とする企業のあり方に折り合いをつける究極の意思決定を迫られた・・・

EM法でよみとく佃社長の思考プロセス

佃製作所のとることのできる選択肢は、3つ。このときの佃社長の決断(意思決定)を合理的思考法の一つであるEM法の意思決定プロセスで分析してみます。

SA:課題設定 ~問題を整理し、優先課題をみつける~


図のように現在起きている問題を書き出し分解していくと、漏れなく現状を可視化することができます。可視化された問題から課題設定を行い、「重要」「緊急」「拡大」の3つの観点から優先順位をつけていきます。今回はその中で、資金対策に加え「特許侵害でナカシマ工業を逆提訴する」という課題を見つけることができました。


DA:意思決定 ~最適案を選定する~

優先度が高い課題を意思決定するために、意思決定に必要な判断軸を出し、それぞれに「点数」という形でウェイト付けすることで、もっとも相応しい「解」を導くことができます。
今回のバルブシステムに関する佃社長の意思決定を推測も交えながら分析した結果を上表に示します。普通の経営者であれば、「利益」や「リスク」のウェイト(w:重み付け)が最重要であったことでしょう。しかし、佃社長の場合は「夢のある仕事」「モノづくりの喜び」等のウェイトが高かったものと推測されます。上表に示すとおり、③案のバルブ供給が最高点となり、結論が出されました。

一見、複雑に感じる問題でも、最適な思考プロセスを身につけることができれば、そのハードルは格段に下がります。JMAMの公開セミナー(ビジネスカレッジ)では、今回のEM法をはじめとした、さまざまなビジネスに役立つ知識・スキルを身につけていただく機会を提供しております。
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JMAMビジネスカレッジ
日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)が運営する公開セミナーです。参加者 一人ひとりの気づきと成長を支援する、多様性の交流を加速する'仕組まれた'異業 種交流型の学習環境を提供します。

【日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)】
日本能率協会(JMA)グループの中核企業として1991年に設立されました。通信教 育・集合研修・アセスメント・eラーニングを柱とした人材育成支援事業、能率手 帳の新生ブランド『NOLTY』や『PAGEM』を代表とする手帳事業、ビジネス書籍の発 行を中心とした出版事業を通じて、「成長したいと願うすべての人」を支援し続け ていきます。

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