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4月1日からいよいよ2022年度が始まり、気持ちも新たに日々を過ごしている読者は多いだろう。また、この機に2021年度の自身の働き方を振り返った人もいるのではないだろうか。
「Backlog(バックログ)」「Cacoo(カクー)」「Typetalk(タイプトーク)」「Nulab Pass(ヌーラボパス)」など、さまざまなオンラインツールを提供・運営する株式会社ヌーラボ(本社:福岡県福岡市、代表取締役:橋本 正徳氏、以下「ヌーラボ」)は、プロジェクト管理ツールの「Backlog」ユーザーを主な対象とした「働き方に関する2021年度の振り返り調査」を実施した。本記事でその調査結果の一部をご紹介しよう。
<調査概要>
調査名:働き方に関する2021年度の振り返り調査
調査期間:2022年3月3日~15日
調査方法:インターネット調査
有効回答数:205件
<結果概要> ・全体の72.2%が「2021年度、自分の周りの働き方に変化があったと思う」と回答。 ・78.0%が「コロナ禍で、どう働くかが重要になった」と回答。 |
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まずは2021年度の振り返りとして、「2021年度、あなたの周りの『働き方』に変化があったと感じますか?」と聞いている。結果は「大きな変化があった」(33.7%)と「少し変化があった」(38.5%)を合わせて72.2%の回答者が、自身の周りの働き方になんらかの変化を感じていることがわかった。
また、2020年以降のコロナ禍で、生活における働き方の重要度に関する変化について尋ねた。
その結果、50.2%が「とても重要になった」、27.8%が「まあまあ重要になった」と回答し、合計すると全回答者のうち約8割が「コロナ禍で、生活上“働き方”の重要度が増した」と捉えていることが判明した。フリー入力形式で回答された理由コメントも併せてご紹介しよう。
・テレワークによって時間を有意義に使うことができ、仕事だけが人生ではないという認識が深まった感じがするため。(インフラエンジニア/30歳~34歳)
・在宅勤務のお陰で仕事がやりやすく、ストレスも減ったので、今後は在宅勤務が出来るかどうかも重要な転職する際のキーワードになっていきそうです。(デザイナー/30歳~34歳)
・コロナ禍でも便利だから出社している。家は誘惑が多いのですすんでテレワークをしたいと思わない。(事務・総務/45歳~49歳)
続いての質問は、育休取得について。
2022年4月1日より順次施行される「改正育児・介護休業法」では、新たに「産後パパ育休」が創設され、育休取得に関する個別の周知・意向確認の措置が義務化される。このことを踏まえて、回答者に育休取得に関する2022年度の見通しを尋ねた。
結果は、8.4%が「性別を問わず育休を取得しやすい環境が整備されると思う」、43.6%が「まあまあ思う」と回答し、合わせて半数以上がポジティブな見通しを示した。
また、パワハラ防止に向けた取り組みに関する2022年度の見通しについても尋ねた。
こちらも2022年4月1日から中小企業でも施行される、パワーハラスメント防止措置を企業に義務付ける「労働施策総合推進法」を踏まえた質問である。
結果は、8.4%が「パワハラ防止に向けた取り組みが行われると思う」、43.6%が「まあまあ思う」と回答。ポジティブな見通しは半数以下だった。
さらに本アンケートでは、2022年度に働き方がどう変化するかについて、フリー回答形式で意見を募った。
特に回答が集中したのは「企業の二極化」「出勤を前提としたスタイルへの回帰」「業務ツールのさらなる導入推進」の3点。以下、それぞれのテーマごとにコメントを一部ご紹介しよう。
・テレワークを促進する会社とそうでない会社が二極化する。テレワークによって価値を生み出せる企業とそうでない企業に分かれることになる。(インフラエンジニア/30歳~34歳)
・既に起こっているが、ITやテクノロジーに強かったり積極的に取り入れたりしている会社とそうでない会社の二極化が分かりやすくなって、それにより優秀な人材の集まり方に偏りが出てきて徐々に淘汰が始まると思う。(デザイナー/30歳~34歳)
・テレワークに従来の慣習を混ぜ込んだツギハギのような働き方になり、却って効率が落ちる部分が目立った結果、コロナが収束したら出社する働き方に回帰する動きが強くなると思う。(システムエンジニア(プログラマーを含む)/30歳~34歳)
・在宅勤務が増えることで、スタッフの仕事状況が見えにくくなっている。情報共有やコミュニケーション支援に関するツールの導入が増えるのではと思う。(システムエンジニア(プログラマーを含む)/40歳~44歳)
以上が「働き方に関する2021年度の振り返り調査」の結果の一部である。
なお、本調査の詳細はヌーラボの公式サイトで公表しているので、興味がある人はぜひチェックしてみてはいかがだろうか。
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