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30代は男女ともに働き盛りであり、仕事をおもしろく感じられる世代である。しかし、何らかのきっかけで「仕事を辞めたい」を思った経験がある人も、少なからずいるだろう。
株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役:伊藤 陽介氏)は、同社が運営する仕事・転職・求人情報サイト「Biz Hits」で、30代の働く男女500人を対象に「仕事を辞めたい理由」についてアンケート調査を実施した。本記事でその調査結果の一部をご紹介しよう。
<調査概要>
調査名:仕事を辞めたい理由に関する意識調査
調査期間:2021年12月24日~2022年1月1日
調査方法:インターネットによる任意回答
調査対象および人数:30代の働く男女500人(女性328人、男性172人)
<結果概要> |
最初の質問は「仕事を辞めたいと思ったことがありますか?」。アンケート対象者全員(500人)に尋ねた。
結果は、85.6%の人が「ある」と回答。30代は仕事内容や会社そのものにすっかり慣れて、多くの人は働きやすくなる。一方で、20代では気づかなかった“会社への不満”や、経験を積んで「新しいことに挑戦したい」という思いが生じやすいと言えるかもしれない。
次に「どんなときに仕事を辞めたいと思いますか?」と尋ねたところ、結果は下記のとおりになった(上位7位までをランキング形式で集計)。具体的な回答も一部ご紹介しよう。
●自由回答(コメント)
【1位:人間関係に悩んだ】
・同じ部署の人とソリが合わないとき(30歳・男性・福祉業)
・上司や仲間に恵まれず、職場のコミュニケーションが取れない。雰囲気が悪い(39歳・女性・事務職)
ほかにも「テレワークで社内のコミュニケーションが激減して辞めたいと思った」という声があった。
【2位:理不尽な扱いを受けた】
・仕事の割り振りのバランスがおかしく、自分にばかり仕事が割り振られたとき(33歳・女性・事務職)
・悪いことをしていないのに、自分自身の過失だと責められたとき(36歳・男性・事務職)
優秀な人でも顧客からのクレームや上司からの叱責はあるが、その内容が納得できないと、退職が頭をよぎるようだ。
【3位:待遇に不満がある】
・仕事量や責任が増えたのに、給料が下がったとき(31歳・男性・事務職)
・自分のやっていることが正当に評価されなかったとき(35歳・女性・エンジニア)
収入は大きなモチベーションになるため、納得できない場合は退職に繋がりやすい。
【4位:仕事がうまくいかない】
・自分が頼りなく不甲斐ないばかりに、同僚や先輩に迷惑をかけてしまったとき(30歳・女性・事務職)
【5位:仕事内容に不満がある】
・やりがいを感じず、仕事へのモチベーションが上がらないとき(35歳・男性・システムエンジニア)
【同率5位:労働時間に不満がある】
・残業ばかりで、家族との時間やプライベートな時間がとれないとき(34歳・男性・事務職)
【7位:体調面でツライ】
・いくら寝ても疲れが取れなくて、その疲れがずっとたまり体力的にきついとき(35歳・女性・教師)
ちなみに「辞めたいと思ったことがない」と答えたのは72人。その理由は「自分の収入がなければ家庭を守れないから」「業務内容が時々しんどく思えても、有給がとりやすいため辞めたくない」などの声が目立った。
3番目の質問は「仕事を辞めたいとき、誰に悩みを相談しますか?」。
結果は、「家族」と答えた人が最多で4割超え、2位は「社外の人(友人・知人・恋人)」で2割以上だった。「社内の人に相談すると波風が立ちそう」という思いから、プライベートでの知り合いに相談する人が多いと考えられる。
4番目の質問では「仕事を辞めたいと思っても辞めない理由は?」と聞いた。
結果は、断トツの1位が「生活のため」(181人)。2位は「いいところもあるから」(81人)、3位は「転職活動が面倒だから」(44人)だった。こちらも、具体的な回答を一部ご紹介する。
●自由回答(コメント)
【1位:生活のため】
・家族のためです。転職をすれば給料が下がるのは明白で、妻とまだ小さな子ども2人のことを思うととても行動には移せません(34歳・男性・製造)
30代はある程度昇給している人が多いため、転職後は一時的に収入が下がる可能性がある。そのため、退職を思いとどまる人が多かった。
【2位:いいところもあるから】
・給料がよいから。それだけが理由でしがみついています(30歳・女性・医療職)
“仕事内容も給料も人間関係も、全てがパーフェクト”という職場はなかなかない。自分の「優先順位」や「譲れない条件」を見つめ直し、折り合いをつけることは大切である。
【3位:転職活動が面倒だから】
・以前に転職しているので、年齢も考えると転職の大変さが面倒に思えてしまう(38歳・女性・小売業)
転職活動には時間も労力も必要である。転職活動の大変さや煩わしさと、今の職場への不満を天秤にかけ、現状維持を選んでいる人も多いことが判明した。
【4位:転職できなさそうだから】
・年齢的に再就職が厳しいため(34歳・女性・事務職)
【5位:今よりよくなるとは限らないから】
・転職後、今と同等の待遇で仕事できるという保証がないから(30歳・女性・事務職)
【6位:次の仕事が決まっていないから】
・次が見つからないうちに辞めるのはリスクが高すぎるので(38歳・男性・調理師)
【7位:イチからのスタートは不安】
・長く勤めているから慣れているし、新しい職場でまたイチから関係を作り出すのが嫌だから(36歳・女性・事務職)
以上が、30代の働く男女500人を対象にした「仕事を辞めたい理由に関する意識調査」の主な結果である。
なお、本調査の詳細は「Biz Hits」の公式サイトで公表しているので、興味がある人はぜひチェックしてみてはいかがだろうか。
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