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企業の成長過程で既存事業を拡大したり新規事業を立ち上げたりするのは当然のことですが、これらをすべて自社の力で行うには時間とアセット、そしてリソースが必要になります。ただし事業に必要なのはスピード感。機をみて一気に事業を進めることが、ビジネスの成否を分ける場合もあります。
M&A業界初のサービスとして注目を集めている「M&Aクラウド」は、売り手自らが投資家や買い手にコンタクトが取れるマッチングプラットフォーム。開かれた買い手側の情報と成約までのスピード感は、今までの仲介会社のサービスとは一線を画しています。今回は本サービスを展開する株式会社M&Aクラウドの代表取締役CEO 及川厚博氏に、自身がM&A仲介のアドバイザー経験もあるMS-Japanの常務取締役 藤江眞之が、激変するM&A業界とM&Aクラウドのサービスについてお話を伺いました。
オンラインM&Aマッチングプラットフォーム 「M&Aクラウド」
(藤江)本日はよろしくお願いいたします。まずは昨今の国内のM&A業界についてお聞かせ願えますか?トレンドのようなものはあるのでしょうか?
(及川)昨今はやはりDX(デジタルトランスフォーメーション)がキーワードですね。自社のDXを進めたいが、非IT企業ではIT人材が採用できない。非IT企業がIT企業を買う、という案件が増えています。ITの組織ごと買ってしまえばDXの立ち上げも容易で、今度はその組織でIT人材を採用することも可能になります。
DXを推進するためにIT系企業を買う、というのが今の業界のトレンドですね。
(藤江)なるほど。M&Aには、会社を売る側と買う側がありますが、需給状況はいかがですか?買い手は多くいるが、売り手企業を探すのが大変だと聞きました。
(及川)はい、その通りで買い手が多い状況です。理由の一つは、会社を売るということがまだ経営者の頭の中にないのだと思っています。
中小企業のM&A成約数は、年間1,000~1,500件程度です。一方、黒字で後継者がおらず、経営者が既に60歳以上の会社は52万社あるといわれています。少し乱暴な試算ではありますが、52万社から3,000件を除いた数が潜在的な顧客数となりますね。
(藤江)M&A業界にはすごい数のポテンシャルがあるということですね!売り手・買い手のニーズとして多い業種はありますか?
(及川)当社の傾向でいえば、IT系、ソフトウェア系、通信系の売り手の割合が56%を超えています。これは他の仲介会社にはない傾向だと思います。当社では売り手もネットから募集していますので、親和性が高いのでしょう。
(藤江)案件の規模感などはいかがですか?
(及川)売却金額のベースは2億円くらいが多いと思います。また当社のサービスは出資もできますので、そうなると5,000万円あたりもレンジに入ります。
(藤江)貴社は買い手を掲載していて、そこには有名な企業が名を連ねています。通常の仲介会社には情報の非対称性がありますよね?つまり買い手の情報は、最初は開示されない。ドアノックの段階では売り手から買い手が見えないわけです。貴社は最初から情報がオープンになっているので、売り手側にはすごく安心感があると思うのです。どこからこのような発想を?
(及川)私は学生起業をして、後にその企業を売却しています。その時にはM&A仲介会社とも会いましたが、人材エージェントのような感じがしました。これは社長の転職だな、と。ところがぜんぜん希望する企業を紹介してくれない。これなら自分たちで買い手を探してエントリーすればいいな、と思いました。この売り手としての原体験が、今のサービスを始めるきっかけになっています。
(及川)また、M&Aを繰り返すと買い手側は「買収慣れ」をしてきます。そうなると仲介会社に払う手数料の5%が高いな、と感じることもあるだろうと思ったのです。そうなると紹介だけをしてくれればあとはこっちでやる、とならないだろうか?と考えてマッチングサービスを立ち上げました。
オンラインM&Aマッチングプラットフォーム 「M&Aクラウド」
(藤江)確かに、完全に買い手側についてくれる投資銀行等のFAがレーマン方式で4%や5%の報酬を取るのであれば、デューデリジェンスもやってくれるし納得感がありますよね。仲介会社はどっちつかずで、買い手からも売り手側からも同じ報酬を取るので違和感があります。御社の場合は、買い手側が払う手数料も仲介会社とはかなり違うと聞きましたが?
(及川)売り手側の手数料は0円です。買い手側からはマッチング手数料を、成功報酬の3~4%いただいています。
(藤江)最低手数料はないのですか?普通の仲介会社だと最低手数料が2,000万円だったりしますよね?たとえば1億円くらいの買収だと、仲介会社はレーマン方式で5%の500万円ですが、最低手数料で2,000万円払うことになります。御社では?
(及川)最低手数料はありません。このケースですと、当社の手数料はおおよそ400万円くらいですね(笑)5分の1です。
(藤江)そうなると売り手側の手数料0円もすごいですね。
(及川)最近の売り手側は、売るか、資金調達をするか迷われている方も多い。資金調達は話が漏れても企業価値が下がりませんからね。最初は資金調達で動いて、結果として売却される場合もあります。買う側も一旦出資しておいて、いずれ買うという手段が選べます。自由度の大きいサービスなのです。
(藤江)確かにその自由度は魅力です。一般の仲介会社は通常、専属契約をして売るって決めてからでないと動いてくれませんものね。お金も払うことになるし、買い手も覚悟を決めて仲介会社に会わなければならない。御社のプラットフォームなら、資金調達しながらバイアウトも検討できる。これなら活性化するのも頷けます。現在、年間の売り案件はどの程度あるのですか?
(及川)年間3,000件程度ですね。月300件は入ってきます。その半数以上が、仲介会社にはあまりないIT系、ソフトウェアと通信系が中心です。ちなみに買い手側は初期費用だけで情報の掲載に月額費用はかかりません。画面も後から編集できて5ページまで使えます。
(藤江)ホームページの使い勝手もいいですね。IT系で規模はこれくらいなどと買いニーズの条件を設定しておくと、アラートも出してもらえる。毎日チェックするのは投資担当者も難しいですからね。このアラートはすごく便利です。このように売り手側も買い手側も納得するマッチングサービスなら、ますます多数の企業が参加してくれて市場が活性化しそうです。それでは最後に、掲載を検討されている企業様に向けて何かメッセージはありますか?
(及川)買収成功のリターンは非常に大きいと思います。65万円で大きいリターンを取れる可能性があると少しでもお感じであればぜひBETしてみて欲しいです。過去に一度ご掲載いただいたものの後に掲載ストップされた買い手企業様が、競合に良い案件を買われてしまい悔しい思いをされていました。機会損失を避けるためにも早期のご判断をお待ちしております。
事業売却と資金調達、2つの方法で投資家や買い手にアプローチできるM&Aクラウド。業界初のプラットフォームであると同時に、コストと使い勝手の両面で買い手、売り手共に満足できるサービスです。事業をすぐに拡大したい買い手側企業も、発展的に事業を売却(もしくは資金調達)したい売り手側企業も、まずは本サービスを試してみてはいかがでしょうか?
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