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コロナ禍でテレワークの導入が一気に進みました。オフィス勤務時と同じようにサクサクと仕事を進めていくためには、クラウドサービスやオンラインツールを上手に活用する必要があります。では、テレワーカーたちは、どのようなクラウドサービスを選んでいたのでしょうか。
目次【本記事の内容】
テレワークは、自宅などからオンラインで仕事をする働き方で、満員電車に揺られて通勤する必要がありません。そのため、時間の節約と無駄に体力を消耗することもなくなります。その分、仕事に集中できるだけでなく、通信環境さえ整っていれば遠隔地からでも仕事ができます。
働く側にとっては、極めて便利な勤務形態です。しかし、コミュニケーションや勤怠管理などの難しさが、テレワークのマイナス要因とされています。また、いくらオンラインでつながっているとはいえ、オフィスと同じ環境で仕事をすることはできません。
それを補うのがクラウドサービスやオンラインツールの活用です。そこで注目を集めたのがクラウドサーバー上にあるソフトウェアを定額料金で利用できる「SaaS=Software as a Service」です。
たとえば、オフィスで使用しているソフトウェアを、在宅勤務者全員へ配布するのはかなりコストが高くなります。しかし、SaaSを活用すれば、新たにソフトウェアを購入する必要がなく、オンラインでどこからでも利用できるため、テレワークには欠かせないサービスの一つです。
さて、テレワーカーたちがテレワーク環境下で、もっとも役に立ったクラウドサービスとして選んだのは、どのようなサービスだったのでしょうか。
株式会社LASSICが運営するWEBメディア「テレワーク・リモートワーク総合研究所(テレリモ総研)」が行った調査によると、以下のようなクラウドサービスが役に立ったようです。
●Web会議/ビデオ会議ツール
在宅勤務となり、多くのビジネスパーソンがZoomやSkypeを使って、オンライン上での打ち合わせや会議を経験したのではないでしょうか。メールやチャットでは、微妙なニュアンスが伝わらないこともあります。オンライン上とはいえ、顔を合わせながら直接会話をすることが可能なツールです。
●人事管理/人事評価
テレワークの導入によってもっとも戸惑ったのは、社員の勤務状況を的確に把握できないため、人事管理や人事評価の難しさではなかったでしょうか。その課題解決につながったのがマネーフォワードやSmartHRなどの、人事管理、評価、労務管理などを一括処理できるサービスです。
●ビジネスチャット
テレワーク環境下でのコミュニケーションに欠かせないのがChatworkやSlack、Microsoft Teamsなどのビジネスチャットツールでしょう。連絡や報告は、多少のタイムラグが生じることもあります。しかし、リアルタイムでやり取りができる便利なツールです。
テレワーク導入に課題を感じ、出社勤務に戻した企業も増えています。しかし、SaaSを活用することで、課題が解決する可能性は極めて高いようです。この機会に、いろいろなサービスを検討してみてはいかがでしょうか。
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