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面接の最終場面で、面接官から「何か質問はありますか?」と投げかけられることが多いようです。
この逆質問に対しては、どう返すのがいいのでしょうか?
採用面接のハウツー本などで受け答え方の準備をするのは、就職を目指す学生が多いでしょう。しかし、転職が当たり前となった今、中堅ビジネスパーソンにも面接を受ける機会が巡ってくるかもしれません。
面接を勝ち抜くためには、面接官に好印象を与えることが重要です。果たして、その術を身につけているビジネスパーソンは、どのくらいいるのでしょうか。
もし、多少なりとも不安があるのなら、キャリア教育研究家で人材会社経営者でもある福山敦士氏の著書「新しい転職面接の教科書~『最強の内定』を手に入れる!」(大和書房)を一読するといいかもしれません。
福山氏が、3,000人以上の豊富な就職面談の経験から導き出したのが、面接官への強力アピールとなる「何か質問はありますか?」という逆質問への対応です。
「何か質問はありますか?」は、面接の最後に聞かれることが多いようです。ここではどのような質問を返すことが、面接にプラスに作用するのでしょうか。
福山氏は「基本的に、会社に興味を持っている、好意的に受け止めているということが伝わるような質問」と、著書の中で解説しています。具体的には「社名に由来はありますか?」「社長は、どのような方ですか?」「平均年齢はどれくらいですか?」など、会社案内に書かれているような平凡な質問で構わないそうです。
また、社是に込められた理念やビジョンに関する質問もプラスに作用します。マイナスイメージとなるのは、福利厚生や昇給、昇格についての質問です。労働条件を確認することは大切ですが、面接の最後の質問にはふさわしくないようです。
なお、絶対に避けるべきは「何もありません」という言葉です。会社に対して何も聞きたいことがない、興味がない、積極的な入社意思がない、と判断されても致し方ないでしょう。
著書の中には、福田氏自身が面接官として好印象を抱いた質問も紹介しています。それは「どういう人が活躍していますか?」という質問です。この質問から、会社とともに自分も成長したいという姿勢が伝わってきたそうです。
あるいは、「自分は御社で活躍できそうでしょうか?」という質問も、積極的な入社意欲を示すためには、効果的なようです。もっとも、マイナスに受け取る担当者も中にはいますから、使い方には注意が必要です。
あえて意表をつく質問をしてみることも、面接官に強烈なインパクトを与えることにはなりますが、面接官の性格や、企業風土をよく吟味した方がよいでしょう。
5年、10年と、それなりのキャリアを重ねているビジネスパーソンからは、「面接のノウハウぐらいは心得ているよ」という声も聞こえてきそうですが、それでも面接を勝ち抜くヒントが満載の一冊といえそうです。
大手転職サイトの調査によると、コロナ禍でおよそ4割が「転職に前向き」な姿勢といわれています。その背景には人手不足による労働人口の流動化もあります。転職が当たり前の時代となり、キャリアアップを目指しての転職も増えています。面接官に好印象を与える術を身につけておくことも、今の時代を生き抜く知恵かもしれません。
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