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ビジネス英語が苦手でも存在感を高めるために覚えておきたいフレーズ
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ビジネス英語が苦手でも存在感を高めるために覚えておきたいフレーズ

公開日2021/11/22 更新日2021/11/23

商談や会議などを英語で進めなければならないことが、グローバル社会のビジネスシーンでは増えています。ビジネス英語は“苦手”という人も多いようですが、気の利いたフレーズの使い方一つで、英会話能力の高さをアピールできることもあります。

“はっきり・ゆっくり・丁寧”が基本

英語での会議というと、それだけで身構えてしまうビジネスパーソンも多いようですが、“はっきりと丁寧に話す”ことが基本です。また、よく使うフレーズなどは暗記していつでも使えるようにしておけば、それほど困ることはありません。

1対1や少人数での商談や打ち合わせなら、多少の言い間違いがあっても“はっきり・ゆっくり・丁寧”を心がけていれば、相手も理解してくれるものです。ところが、人数の多い会議となれば、そう簡単にはいきません。

会議のテーマによっては、いわゆる議論百出となり、なかなか意見をまとめることが難しい場合もあります。いろいろな意見が出て議論が白熱することは、会議としてはいいことですが、最終的には意見をまとめなければなりません。

意見を集約するときのキーワード、それは“結論”や“結果”という意味の“conclusion”の使い方です。

覚えておきたい"in conclusion"

「conclusion」の前に「in」をつけて"in conclusion" と使うと、「まとめると」という意味になります。

たとえば、新しい事業計画についての会議で、複数のプランから選ばなければならない場面を想像してください。一つのプランに、賛成の意見が集中する場合は悩む必要はありませんが、そうでない場合は意見を集約することが求められます。

そのような場面で発すると注目を集めるのが"In conclusion, this is our business plan."のフレーズです。意味は「まとめると、こちらが私たちの事業計画です」となり、さらに"Sounds nice."(良さそうですね)と付け加えると、より説得力がアップするのではないでしょうか。

同じような意味で用いられるフレーズにとしては"in short"(端的に言うと)もあります。他にも"to wrap up” というフレーズもよく使われますが、どちらかというとフランクな表現となりますから、使う場面には注意も必要です。

気の利いたフレーズを適切なシーンで使う

英語力に自信がないからと、大事な会議の場で発言を控えてしまうようでは、評価を上げることはできません。でも、ちょっと気の利いたフレーズを、適切なシーンで使うことができれば、存在感はグンとアップするのではないでしょうか。

その他にも、覚えておくと便利なフレーズがあります。

「良い点をついていますね=That’s a good point.」

「それも一つのアイディアですね=That may be an idea.」

「良い指摘だと思います。しかし・・・= That’s a good point, but・・・」

などは、是非、覚えておきたいフレーズです。
たとえ反対意見を述べる場合でも、まず相手の意見を認めたうえで展開することで、素直に受け止めてもらえるのではないでしょうか。

オーバーな身振り手振りも必要

流暢に英会話ができればいうことはありませんが、英会話の試験ではないので、流暢さにこだわるよりは、相手に発言の内容が正しくはっきりと伝わるようにすることです。そのためにも、ビジネスシーンで頻繁に使われるフレーズをマスターしておきましょう。

それから、日本人に比べると欧米人はオーバーな身振り手振りで話をすることが多いので、会話に自信がなければ、相手の意見に頷くなど、オーバーな身振り手振りで表現することで賛成の意思表示をすることもできます。

まとめ

英語があまり得意ではなくても、それぞれのシーンにふさわしい定型句を覚えておけば、英語での会議や商談でも、臆することなく発言することもできるようになります。たとえば、日本語で「恐れ入りますが」というフレーズを多用すると思いますが、英語では”I’m afraid that ~”となります。これなども覚えておくと便利です。

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