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“働き方や仕事に対する意識”は、雇う側と雇われる側ではそれなりの違いがあると考えるのが一般的な認識だろう。問題は、その意識の違いが「どのようなもので、どの程度の開きがあるのか」である。
それらを明らかにしたのが、株式会社博報堂の統合コンサルティングサービス「博報堂クロスコンサルティング」が実施した「会社と私の本音調査」だ。
雇う側と雇われる側の本音を探るため、調査は経営層と管理職層、一般社員の3つの階層に分けて意識を比較したところ、経営層と一般社員の間には大きな価値観のギャップがあることが明らかになった。
ギャップが大きかったのは、「会社に対する愛着度」と「定年まで働き続けることができるか」「AIが自分の仕事を奪うか」である。
経営層の84.7%が「自分の会社が好き」と回答しているのに対して、一般社員は48.9%と半分以下にとどまっている。
また、現在勤務中の会社で、「このまま定年まで乗り切れる」と考えているのは、経営層が64.7%で一般社員は38.7%、「今の仕事は将来AIに取って代わられる」については、経営層25.0%に対して一般社員は48.7%である。
雇われる側には、終身雇用制度の行方やAIに仕事が奪われてしまうといった、将来への不安を抱えながら働いているというのが実情のようである。
そうした気持ちの表れか、一般社員の8割が会社の副業容認には賛成で、7割が副業をしたいと前向きな姿勢を示している。しかも、求めている仕事が見つかればすぐにでも転職を決断するという人が6割もいる。
こうした働き方や仕事に対する意識のギャップを埋めるためには、雇う側と雇われる側との良好なコミュニケーションが必要だが、経営層の5割が「できている」と感じているものの、一般社員は3割程度にとどまり、ここにも明らかな意識の違いがある。
これだけ経営層と一般社員の間に働き方や仕事に対する意識のギャップがあれば、それを埋めることはなかなか難しそうだが、経営層の89.3%、一般社員の76.7%が、よりよい相互コミュニケーションを求めている。
会社への愛着が強い雇う側と、将来への不安から副業にも前向きな雇われる側の意識の違いが浮き彫りになったものの、双方の本音の中に「高いコミュニケーション欲求」があることが救いでもある。
コミュニケーションを深めることが、経営層(雇う側)と一般社員(雇われる側)の間に横たわる意識の違いを埋める切り札といえるのではないだろうか。
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