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企業の成長に欠かせないのがDX推進、日本ではなかなか進んでいないようです。
2021年8月18日、ガートナージャパンは社内DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進には “5つのポジションが必要”という提言を発表しました。
5つの役割とは、どのようなことでしょうか?
IDC Japanが実施した「デジタルトランスフォーメーション(DX)の動向調査」(2019年)によると、DXをビジネスの戦略と強く結びつけて長期的に取り組んでいる企業は43.4%で、DX戦略とビジネス戦略の間にはまだまだ隔たりがあるようです。
IDC Japanの分析によると、「現実的な目標、業務上の課題解決に向けてDXに取り組んでいる企業もあるが、DXによる効果を実感していない企業も多く、DXプロジェクト、システム間の連携も道半ばである」というものです。
さらに、DXの課題として「DXのプロジェクトが社内で統一されずに行われていること」や「複数のDXシステム間の連携がない」などで、DXシステムと既存の情報システムとの連携が弱い企業が多いことを、DX推進が進まない要因としています。
その課題解決のヒントになりそうなのが、ガードナージャパンが提言する「社内DX推進に必要な5つのポジション」ではないでしょうか。
ガートナージャパンが社内DX推進に必要と提言しているポジションは、次の5つです。
・ビジネス系プロデューサー
・テクノロジー系プロデューサー
・テクノロジスト(エンジニア)
・デザイナー
・チェンジリーダー
ビジネス系プロデューサーは、「ゴールを定義し、新たなビジネスモデルを考えるだけでなく、DXに関する企画を考案」する役割で、経営層や社内外の意思決定者とビジネス面でのコミュケーションについても責任を持たなければなりません。
つまり、社員全員が“ビジネス系プロデューサー”という意識を持って業務に取り組むことが、DX推進にもつながるということです。
テクノロジー系プロデューサーには、テクノロジーを適用することによるシステム面の影響分析、予測などを行い、DXのゴール達成に向けて、適切なデジタルテクノロジーを探す役割が求められます。
テクノロジーに関連して、経営層や社内外とのコミュニケーションにも責任を持つ点はビジネス系プロデューサーと共通です。
デザイナーの役割は、ソリューションやサービス、アプリケーションのUX(ユーザーエクスペリエンス)をデザインすることです。
UXに関するコミュニケーションを図ることは大切な役割ですが、他にもUXとデザインに関する知識を社内に普及していくための、スタッフへの教育なども担当します。
DX推進のためにデジタルテクノロジーを導入することによって、働き方も大きく変わります。その変化に伴う働き方のシフトを主導するのがチェンジリーダーの役割ですが、それだけではありません。
変革の目的やゴールの整理、変革のコミュニケーション計画の作成、施策計画、展開などを担うのが、チェンジリーダーのポジションです。
DX推進が進まない背景には、DX人材の不足も指摘されていますが、DX推進の専門部署だけに任せるのではなく、経営企画部門も含めた社内全体に、ビジネス系プロデューサー、テクノロジー系プロデューサー、テクノロジスト(エンジニア)、デザイナー、チェンジリーダーの役割を担う人材を配置することが、DX推進の鍵となるようです。
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