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新型コロナウイルス感染症拡大によって、企業の採用活動においても、自社の情報や魅力、文化、事業内容、ビジョンといった採用コンテンツのオンライン発信が求められている。
この流れは今後も加速すると見込まれているが、動画マーケティング総合支援サービス「CINEMATO」を手掛ける株式会社EXIDEAは、人事担当者が「採用課題をどのように認識し、解決するために取り組みをどのようにすべきと考えているか」について、アンケート調査を実施している。
その結果を見ていくと、採用課題で最も多くあげられたのが「求めるスキルを持つ人材から応募が来ない」で、次いで「入社後のミスマッチ」、「選考過程(次選考への辞退率の高さなど)」の順となり、約4割が「求めるスキルを持つ候補者の応募獲得」を課題にあげている。
一方、「候補者の母集団形成」は3割を下回る結果で、多くの企業では採用活動の量よりも質の改善・向上に取り組むことで、よりマッチした候補者をいかに効果的に集めて、採用に結びつけていくのかを重視した傾向となっている。
採用活動のDX化として取り組んでいる施策としては、「自社オウンドメディア運営による情報発信」が約4割、「採用動画制作&オンライン活用」が約3割という結果で、多くの企業がオンラインでの情報発信にシフトしていることがわかる。
人事・採用担当者が、今後、力を入れて取り組んでいきたい情報発信の内容は「自社の社風(カルチャー)、働き方、働く人の情報発信」が最多の43.2%、次いで「自社のミッション・ビジョン・バリューの発信」「自社の認知拡大の為のブランディング広報活動」「自社サービスや商品の認知を上げる為の動画制作」がいずれも3割以上の回答を集めた。
しかし、その一方で、半数以上の企業がオンラインでの採用活動に取り組めていない現実も明らかとなっている。その背景としてあげられているのは、資源や、知識、情報などの不足だ。
また、オンラインでの採用活動に取り組んでいる企業でも、コンテンツ制作におけるノウハウや資源の不足、現場で起きている事象や今求められている人物像の把握には苦慮している様子がこのアンケートで示されている。
EXIDEAでは調査結果から、「オンラインをベースとした採用活動の重要性は今後ますます高まることが予想され、取り組みの差が今後の採用成否にも大きく関わってくることが考えられる」と分析している。
採用DX推進について、課題を感じている人事・採用担当者は、調査結果の詳細レポートで企業・求職者の最新動向を確認してみればいかがだろうか。
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