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年収が上がれば上がるほどその満足度も高くなることが各種調査でも明らかになっていますが、職種・業種によっても違いがあるようです。求人情報サイトを運営するビズヒッツが実施した「年収400万円台の職業ランキング」の調査から見えてきたものとは?
目次【本記事の内容】
調査は、男性193人、女性123人の計316人に対して行われました。「事務・管理部門」が最も多く、以下は「営業職」「医療系専門職」「技能工」「飲食・販売・サービス関連職」が続いています。
1位 事務・管理部門(68人) |
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事務・管理部門は、営業事務や経理事務、総務人事などのさまざまな業務があり、メーカーや商社、医療機関など勤務先は多方面にわたっています。この部門で働く人は残業時間や給料などに納得している人が多く、年収の満足度は、57.4%が「満足」「まあ満足」という結果になりました。 |
2位 営業職(40人) |
営業職は勤務先としてITや不動産、銀行、商社などがあり、インセンティブのある職種のため年収が上がりやすいとされています。それだけに、営業成績などの成果によって昇給は十分に可能ですが、会社の業績によって収入も左右されるという不安や、なかなか実績を評価してもらえないという不満の声もあるようです。 |
3位 医療系専門職(33人) |
看護師や理学療法士、放射線技師、薬剤師、管理栄養士、柔道整復師、獣医師などの医療系専門職は、国家資格や専門知識が必要な職種なため、比較的収入も高めになる傾向にあります。しかし、勤務先によって夜勤や残業の頻度・業務量が異なるため、その待遇には差もあるようです。 |
4位 技能工(26人) |
現場作業員や製造職、職人などの技能工からは、同世代よりも稼げている、ボーナスがいい、といった意見もありますが、身体への負担が大きくハードな作業の割に手当が少ないなど、不満を感じる人もいるようです。年収に対して「満足」「まあ満足」と回答した人は合わせて8人で、その割合は30.8%となりました。 |
5位 飲食・販売・サービス関連職(21人) |
小売業界での販売職、美容師、清掃業など飲食・販売・サービス関連職は、仕事に対してやりがいを感じている人が多いものの、インセンティブがない、残業ありきの給料、など収入額への不満も決して少なくありません。また、顧客からのクレーム対応や電話対応など第一線業務での心的負担もありながら、その他の業務の人と給料に差がない、という声もあるようです。 |
年収に対する満足度は勤務先や担当業務によって異なるようですが、満足している人が47.2%で「満足」と「不満足」の割合はほぼ半数ずつになっています。年代別の比較では、おおむね若年層ほどその割合が高くなっているようです。
満足している理由としては、生活していくには十分な額、仕事と収入のバランスが取れている、などがあげられる一方で、満足していない人は、業務量と収入が見合わない、扶養家族がいたり住宅ローンの支払いをするには十分でない、といった意見を持っていることもわかりました。
年収に対する満足と不満の割合は半々でしたが、人事・労務管理・総務担当者が知りたいのは、転職を考えている人が果たしてこの中にどのくらいいるのか、ということではないでしょうか。
なんと、「転職活動中」「考えている」「少し考えている」と回答した人を合わせると52.5%と、過半数が転職を考えているという結果になりました。しかも、転職を検討しているのは年収に不満な人だけでなく、満足している人も含まれています。
現在の年収にはある程度満足しているものの、評価制度への不満や勤続年数に対しての給料が見合わない、などの理由から転職を検討しているようです。
これまでの評価制度や賃金体系は、時代に合わせて見直しの必要性が指摘されていますが、この調査結果は、それを見事なまでに示しているのではないでしょうか。
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