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法務の転職にTOEICスコアはどれくらい求められるか気になる方も多いです。 法務の転職にTOEICは必須ではないですが、法務の転職を有利にすすめるため、あるいは法務職としてキャリアアップしていくためには、英語力は大きなポイントになってきます。 この記事では、法務の転職・キャリアアップとTOEICの関係についてご紹介していきます。
法務担当はTOEIC高スコアが必要なのでしょうか? 法務の転職にはTOEIC高スコアは必須とはいえません。 ただし、規模が大きい企業ほど高い英語力を求める傾向がみられます。
弊社MS-Japanの調べによれば、ご依頼いただいているリーガル系求人(企業法務部・法律事務所・弁護士事務所)のなかで、英語力を「必須」「歓迎」「不問」としている求人の比率は以下のとおりとなっています。
・企業法務 …必須:19%、歓迎:41%、不問:40%
・法律事務所・弁護士事務所 …必須:16%、歓迎:35%、不問:48%
以上のとおり、企業法務も法律事務所も「必須」は2割未満ですので、英語力がなければ法務の転職ができないわけではありません。
ただし、上記の比率は企業規模によって変わってきます。 企業規模を、企業については「500名以上」、法律事務所・弁護士事務所については「100名~500名」に絞ってみると、比率は以下のようになります。
・企業法務求人(大手)…必須:40%、歓迎:34%、不問26%
・法律事務所・弁護士事務所(大手)…必須:75%、歓迎:25%、不問:0%
このように大手の場合は、企業法務で4割、法律事務所・弁護士事務所では7割以上が英語力を「必須」としています。 大企業の法務へ転職を考えているなら、英語力は評価されるポイントの一つです。
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