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社員の健康管理は、会社の重大な責務の一つです。しかし、社員一人ひとりの健康状態を管理することは至難の業。そこで注目されているのが健康管理システムです。健康管理システムを導入するために注意すべきポイントをまとめてみました。
健康管理システムとは、定期健康診断をはじめとする社員の健康状態に関するデータを、一元管理するシステムです。中には、ストレスチェックやアフターフォロー機能を備えているシステムもあり、導入することによって、社員の健康状態を幅広く把握することができるようになります。
健康管理システムを導入する企業が増えているのは、2015年に労働安全衛生法の一部改正され、従業員数50名以上の企業には、年1回のストレスチェックが義務付けられたためです。また、労働安全衛生法には、従業員の定期健康診断を1年に1回行うことが義務付けられており、労働基準監督署へ報告書を提出しなければなりません。
長時間労働や過度なストレスによる労災認定、あるいは損害賠償証責任を回避するためにも、会社は健康診断だけでなく、フィジカル・メンタル両方のヘルスマネジメントが必要です。そこで役立つのが効率的に健康診断を行い、従業員の健康状態を可視化することができる健康管理システムです。
では、労務管理担当者が注目している健康管理システムには、どのようなものがあるのかを見ていきましょう。
1. eへるすLite
利用者が自身の体調をWebアプリに登録し、個人・または施設管理者が体調変化等の管理を行うことができるサービスで、シンプルな操作性が特徴のクラウド提供型サービスです。低価格でスピーディーに導入ができるのも特長です。
2. Willysm
毎日入力された従業員の気持ちを色で一覧表示することができる、組織や社員のコミュニケーションをより活性化させるモチベーション・マネジメントシステムです。
3. newbie
健康診断結果のデータ化・分析からストレスチェックの実施・報告など、健康管理業務に係る情報を丸ごと一元管理できるクラウド型健康情報管理システムです。
4. Carely
クリニック予約・健診結果データ化・産業医への事後措置・労基署報告の作成・健診支払いまで一貫してサポートする、国内導入数No.1の健康管理システムです。
健康管理システムを導入するメリットとしては、データ管理がしやすくなるほか、労働環境の改善やアフターフォロー体制の充実などが挙げられています。
たとえば、年に1度行う定期健康診断の結果は、労働基準監督署に報告書として提出しなければなりませんが、これを手作業で行うとなれば、かなりの労力と時間が必要です。健康管理システム導入によって、大幅に手間と時間を減らすことができるようになります。
また、従業員の労働時間や部署ごとの職場環境の現状を把握することにもなりますから、より働きやすい職場環境もつくりやすくなるでしょう。職場環境の改善は、離職率の低下にもつながります。
そして、社員一人ひとりの健康状態を管理できるようになれば、的確なアフターフォローや指導を行えるようになります。そうした環境が整うことによって、職場内の信頼関係もさらに高まっていくと思われます。
健康管理システムの導入は、管理する側にとっても管理される側にとっても、多くのメリットがあるようです。労務管理担当者は、ぜひ、各社のサービス内容を比較検討し、自社に適した健康管理システムを導入してはいかがでしょうか。
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