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また今年も花粉症の人を悩ませる季節がやってきました。2020年に続き、2021年に入ってもコロナ禍の真っ只中です。「電車内でくしゃみを連発したらどうしよう…」「花粉症の人が無症状のコロナ感染者だったらうつされちゃうかも…」このように、くしゃみに敏感になっている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「くしゃみ」への意識調査の結果をはじめ、コロナ禍における花粉症対策や注意点を解説します。
コロナ禍では、いつも以上に自分や人のくしゃみが気になりますよね。スイスに本拠を置く医薬品会社の日本法人『ノバルティス ファーマ株式会社』は、首都圏に住む20~40代の男女600人を対象に「新型コロナウイルス感染症流行下における、くしゃみに対する意識・実態調査」を実施しました。(調査期間:2020年12月11日~12月13日)
対象者のうち、花粉症と自覚する人は56.5%おり、1月から4月の期間に症状が出るという人は85.5%。また、1日に11回以上くしゃみをする重症花粉症にあたる人は、約半数の49.8%いることがわかりました。
またコロナ禍で、「人のくしゃみが気になる度合いが増えた」と回答した人は80.3%とかなり多いことがわかりました。場面別では、電車内でのくしゃみが気になる人が89.5%、飲食店内が87.7%、職場のデスクが80%です。家庭内でのくしゃみが気になる人は61.2%と一気に下がる結果に。
一方で、「自身がくしゃみをした際、ほかの人の目が気になる度合いが増した」と回答した人は88.4%でした。家庭内でのくしゃみはとくに気にならないと回答した人は40.3%でした。
結果を総合的にみると、新型コロナの感染拡大で、多くの人が自身のくしゃみも含めて、より気になるようになったということのようです。
先述の調査で、「花粉症の症状が新型コロナウイルス感染症を人に感染させるリスクになるかを症状別に質問」しています。その結果、83.8%の人がリスクになると感じていることがわかりました。
実際に、花粉症かつ新型コロナウイルスの無症状感染者だった場合は、くしゃみで飛沫を飛ばすことでウイルスの拡散リスクが高まります。また、目をかいたり鼻をかんだりする際、手にウイルスが付着するため、吊革や手すり、ドアノブ、蛇口、社内のデスク回り、書類など、共有物にウイルスを付着させるリスクを抱えています。さらに、花粉症の人は目や鼻などを頻繁に触りがちなので、新型コロナウイルスの感染リスクが高まる点にも注意が必要です。
コロナ禍では室内の換気を要するため、社内や外出先の店舗などで花粉に曝される場面が多くなります。日本気象協会の発表では、2月上旬から花粉飛散がスタートし、3月は各地でスギ花粉がピークを迎えるそうです。また、飛散量は九州から関東にかけて前シーズンより多い、という予想が出ています。
コロナ禍の花粉症対策を講じて、この時期を乗り越えましょう。
花粉症の人は目や鼻、口など顔を触る機会が多いですが、コロナ禍においては感染リスクや人にうつす可能性が高まるため、むやみに顔を触らないようにしましょう。万が一、ウイルスが手に付着していると、目などの粘膜から体内に侵入して感染する可能性があります。自身が無症状感染者の場合は、ほかの人に感染させる要因を作ってしまいます。
どうしても目をかきたいときや鼻をかむ前後には、石けんで手を洗うか手指をアルコール消毒することをおすすめします。
マスク着用中や日々の生活のなかで、無意識に口呼吸になってはいないでしょうか。口呼吸が増えることで、ウイルスを吸引するリスクが高まります。花粉の季節以外も鼻呼吸を意識し、慢性的な炎症を防ぐことが大切です。
コロナ禍でのマスク着用は多くの人々に定着しましたが、マスクの種類にも気を使いたいものです。2020年には不織布マスクが品薄になり、布マスクやウレタンマスクが普及しました。しかし、理化学研究所や豊橋技術科学大などのチームによる研究において、ウレタンマスクよりも不織布マスクのほうが飛沫を大幅にカットする、という結果が出ています。数値でみると、ウレタンの飛沫捕集効率が20~40%なのに対し、不織布は90%以上を捕集しています。
また、首都圏の衣料品店や美容院、産婦人科などさまざまな業種のほか、不織布マスクの着用を推奨する自治体も出てきています。花粉症の人は自身が無症状感染者であることも想定し、できるだけ不織布マスクを着用しましょう。
今年初めて花粉症を発症した人は「この症状は花粉症?それともコロナに感染したのか?」と、不安な気持ちがよぎるかもしれません。すでに花粉症になっている人も安易に自己判断せず、耳鼻咽喉科もしくは内科で診察してもらいましょう。
また、先述のくしゃみに対する意識調査で「前年より治療に力を入れたい」と回答した人は23.9%と、低い結果でした。しかし、自身と人のくしゃみが気になる人が8割を超えていることを考えると、花粉症の人は薬で対処し、症状の発現を抑えたほうがよいでしょう。
コロナ禍では、花粉症につきまとう「くしゃみ」や「目のかゆみ」「鼻水・鼻づまり」などの症状は、これまで以上に悩みの種となります。人からの視線や感染リスクが高まるのも気になるところですが、自身が無症状感染者である可能性をも想定した対策も大切です。市販薬や投薬により花粉症の症状を抑えつつ、不織布マスクを活用するなどの対策を講じてコロナ禍を乗り切りましょう。
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