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ウイリス・タワーズワトソンのインベストメント部門のシンキング・アヘッド・インスティテュートが、米国の主要運用専門誌であるPension & Investmentsと共同実施した世界の運用会社資産規模トップ500社の調査レポート「世界の運用資産規模トップ500社の運用会社ランキング」を発表しました。
「世界の運用資産規模トップ500社の運用会社ランキング」によると、グローバルの運用資産残高は104.4兆ドルとなり、初めて100兆ドルを超えました。これは、昨年の91.5兆ドルから14.8%の増加で、2000年の35.2兆ドルの約3倍となっています。
【世界の運用資産規模トップの運用会社ランキング上位20社】
Rank | Fund | Market | Total Assets |
1 | BlackRock | U.S. | $7,429,632 |
2 | Vanguard Group | U.S. | $6,151,920 |
3 | State Street Global | U.S. | $3,116,424 |
4 | Fidelity Investments | U.S. | $3,043,134 |
5 | Allianz Group | Germany | $2,539,842 |
6 | J.P. Morgan Chase | U.S. | $2,364,000 |
7 | Capital Group | U.S. | $2,056,991 |
8 | Bank of New York Mellon | U.S. | $1,910,000 |
9 | Goldman Sachs Group | U.S. | $1,859,000 |
10 | Amundi | France | $1,617,280 |
11 | Legal & General Group | U.S. | $1,568,891 |
12 | Prudential Financial | U.S. | $1,550,982 |
13 | UBS | Switzerland | $1,413,000 |
14 | BNP Paribas | France | $1,257,603 |
15 | Northern Trust | U.S. | $1,231,300 |
16 | Invesco | U.S. | $1,226,173 |
17 | T. Rowe Price | U.S. | $1,206,800 |
18 | Wellington Management | Canada | $1,154,735 |
19 | Morgan Stanley | U.S. | $1,131,824 |
20 | Wells Fargo | U.S. | $1,091,100 |
トップ20の運用会社で、運用資産残高全体の43%を占有しています。1995年の29%、2000年の38%を大幅に上回り、トップ20社へ集中していることがうかがえます。また、過去10年で、232の運用会社が、ランキングから姿を消していることも明らかになりました。
グローバルの資産運用では、北米に次ぐ力強い成長をみせているのが、アジア・パシフィック地域です。
トップ20の運用会社の運用残高は、2019年から18.2%の増加となっています。なかでも、過去5年間では、中国の運用資産残高が、全世界マーケットで最大の増加となり、グローバルなポートフォリオにおいては、中国株式や中国債券に対する需要が拡大するようです。
【アジア・パシフィック地域の運用資産規模トップの運用会社ランキング上位20社】
Asia Rank(Global Rank) | Fund | Market | Total Assets |
1(25) | 三井住友トラスト・ホールディングス | Japan | $928,145 |
2(31) | 三菱UFJフィナンシャル・グループ | Japan | $780,655 |
3(37) | 日本生命 | Japan | $688,267 |
4(53) | 第一生命ホールディングス | Japan | $508,603 |
5(55) | アセットマネジメントOne | Japan | $490,837 |
6(56) | 野村アセットマネジメント | Japan | $488,788 |
7(60) | Macquarie Group | Australia | $412,127 |
8(67) | 明治安田生命 | Japan | $352,593 |
9(68) | 信金中央金庫 | Japan | $351,954 |
10(78) | 住友生命 | Japan | $302,726 |
11(89) | CCB Principal Asset Mgmt. | China | $231,822 |
12(95) | Samsung Group | South Korea | $218,002 |
13(100) | E Fund Mgmt. | China | $205,077 |
14(102) | Agricultural Bank of China | China | $200,912 |
15(103) | CITIC Securities | China | $199,590 |
16(108) | ICBC Credit Suisse Asset Mgmt. | China | $184,599 |
17(111) | りそなホールディングス | Japan | $174,110 |
18(112) | China Asset Mgmt. | China | $171,600 |
19(115 ) | Harvest Fund Mgmt. | China | $169,518 |
20(119) | IFM Investors | Australia | $163,248 |
グローバルな資産運用市場は、日本をはじめとするアジア・パシフィック地域のさらなる成長に、大きな期待を寄せているようです。
世界の投資家たちの期待に応えるためには、シンキング・アヘッド・インスティテュートでは「イノベーションとテクノロジーへの投資や、ESGや社会的インパクト投資、多様性の受容など、幅広いステークホルダーの期待に適応することのできる会社」と指摘しています。
また、この調査レポートから判明したのは、運用会社の50%が上位役職の女性やエスニック・マイノリティの人数が増加、運用会社の88%が議決権行使を含むサステナブル投資への顧客の関心度が増加、運用会社の84%がテクノロジーやビッグデータに携わるリソースを増加させ、76%がサイバー・セキュリティに携わるリソースを増加させていることです。
さらに、合計の運用報酬水準は、運用会社の34%で低下する一方、運用会社の7%では上昇しています。つまり、運用会社選びは、ますます慎重さが求められることになりそうです。
新型コロナウイルスの感染拡大や気候変動、米中対立など、経済の見通しは、依然として不透明なままです。東京オリンピック・パラリンピックの開催を危ぶむ声も囁かれ始めましたが、2021年は、一体どのような年になるのでしょうか。
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