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多くの人材が集まる企業の中で、それらの人材を管理したり育成したりする人事の仕事は、企業の将来性を見すえる上でも非常に重要です。では人事を担当する本人が、自身のスキルアップを目指すにはどうしたらよいのでしょうか。
ここではその具体的な方法について解説します。
人事が関わるのは企業内の人材関連の全般です。まずは社員の採用と雇用に関わり、社内の人材育成という重要な任務も果たします。さらに社員を適正なポジションに配置して、仕事に対する評価を下す必要もあります。
より実務的な面では、勤怠管理や給与計算などにも携わり、社内の安全衛生と社員のメンタルヘルスも管理するなど、近年は担当する業務の範囲も広がりつつあります。こうした点を総合的に見ると、人事担当者のスキルアップは、そのまま企業内でのポジションアップにもつながりそうです。
現在日本の企業では従来の人事から、新しい人事システムへのシフトが進行しています。これまでの部長や課長という縦型の管理体制に代わり、プロジェクトマネジャーやラインマネジャーという、新たな管理者が登場したこともその一例です。
また別な視点からすると、働き方改革によって勤務形態が多様化し、企業に対しては社員の満足度を高めることや、モチベーションを上げることまで求められるようになりました。こうした業務までカバーできると、人事担当者としての評価が高まる可能性があります。
さらに企業にとって人材は最も重要な財産でもあるため、その人材を管理する人事の役割も重要さを増し、企業経営の一部に関わるレベルにまでポジションアップするかもしれません。
つまり今後は人事担当者に要求されるスキルが多様化し、今までの人事業務以外の能力も必要になるということです。例えば経営に関わるマネジメント能力や、マーケティングを分析する能力、そして社員のメンタルヘルスを管理する能力など、高めるべきスキルはいろいろあるのです。
人事担当者としては、これらの能力についてスキルアップを図ると同時に、人事業務そのものもスキルアップできれば、企業内での立場が重みを増すことになるでしょう。さらに上のポジションを目指すチャンスにもなるのです。
前述したように、人事業務そのもののスキルアップと、新たに求められる能力の習得を目指すなら、資格を取得することも一つの方法です。ここでスキルアップに役立つ資格と試験をいくつか紹介しましょう。
・キャリアコンサルタント試験
厚生労働省により新たに認定された国家資格で、学科試験と実技試験に合格することで、キャリアコンサルタントを名乗ることができます。独立して開業することもできますが、企業内でも需要が高まっている資格です。
・メンタルヘルス・マネジメント検定
商工会議所が主催する検定試験で、社員の身体と心のケアを担当する、メンタルヘルスには欠かせない資格です。ハイレベルな人事担当者を目指すなら、合格率が20%以下のⅠ種を取得すると有利です。
・ビジネスマネジャー検定試験
これも商工会議所主催の試験ですが、マネジメントに必要な知識を客観的に評価することができます。管理職にも必要なマネジメント能力を習得でき、キャリアアップにも有利な資格です。
こうした資格以外にも、データ解析技術を身につける「統計検定」や、職場環境の管理能力を評価する「衛生管理者」など、人事のスキルアップにつながる多種多様な資格があります。自己の将来を展望して、今のうちに必要な資格を取ることをおすすめします。
人事には実務的な能力が求められますが、資格の取得以外にもスキルアップを目指す方法があります。その一つが、プロの人事ノウハウを学べるセミナーへの参加です。セミナーでは現場で経験を積んだ人事のプロによる、ハイレベルな実務を学ぶことができます。
現在はさまざまなセミナーが開かれており、それらの開催を順次紹介してくれるサイトもあります。受講を検討する場合には、マネジーでも人事業務に役立つセミナーを紹介してますので、以下のサイトから自分に合ったセミナーを探してみてください。
https://www.manegy.com/tob/seminar/jinji
資格やセミナーで実力を高めると同時に、スキルアップを武器にして、よりレベルの高い仕事への転職を検討することも可能です。有能な人事担当者として評価が高まれば、さらにキャリアアップを重ねることができるかもしれません。
一般企業では働き方や管理構造の変化にともない、以前よりも人事担当者に要求される業務が多様化しています。つまりスキルアップが、直接ポジションアップにつながる可能性が増えたわけです。
また人事業務はマネジメントなど、ほかの業務との親和性が高いため、能力を磨けば企業内で重要なポジションに就くことも可能です。さらなるキャリアアップを目指すなら、まずはセミナーや資格取得からチャレンジを始めてみましょう。
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