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これまでは、業務中に使用するツールとしては、メールが主流であり、ビジネスチャットツールを利用している会社は多くはありませんでした。ところが、近年ではビジネスチャットツールを導入している会社が増加している傾向にあるようです。
この記事では、マネジーアンケート調査の回答をもとに、最近のビジネスチャットツールの導入がどのようになっているのか、新型コロナウイルスの影響で何か変化があったのか、などビジネスチャットツールについて解説します。
目次【本記事の内容】
ビジネスチャットツールは、基本的な連絡をチャットでやり取りでき、ファイル共有やスケジュールの管理もできるツールのことをいいます。
これらは、パソコン上で操作できることはもちろんのこと、スマートフォンからでもアクセス、使用、管理することができます。
具体的な例としては、Talknote、Chatwork、Slack、LINEWORKS、Yammerなどが挙げられます。それぞれに特色があり、自社が利用しやすい、もしくは顧客が利用しやすいツールを選んで導入します。
■Q1.今の勤務先でチャットツールを導入していますか?
このアンケートでは、「導入している」と回答された方は、39.2%であり、「導入していない」と回答された方が60.8%でした。
この項目からは、導入していない企業が約6割近くあることがわかり、未だ主流のビジネス連絡ツールはメールであることがわかります。
もっとも、導入しているとの回答が4割近くを占めており、ビジネスチャットツールが重要な連絡ツールになりつつあることもうかがえます。
■Q2.【導入しているとお答えの方へ】導入時期はいつ頃ですか?
この項目では、「コロナウイルスの流行より前から導入していた」と回答された方は、78.1%であり、「コロナウイルスをきっかけに導入した」と回答された方が21.9%でした。
ビジネスチャットツールを導入している企業の約8割は、コロナウイルスの流行以前から利用していたことを見ると、コロナウイルスの流行に関係なく、メールに代わる連絡ツールになりつつあるようです。一方で、テレワークの普及に伴っての影響か、約2割の企業がコロナウイルスの流行をきっかけに導入したと回答しており、より利用者を増やすきっかけになったこともうかがえます。
■Q3.【導入中の方】チャットツールを利用してみてどうですか?
この項目の結果としては、以下のようになりました。
「非常に便利に感じる」:33.2%
「多少便利に感じる」:51.1%
「あまり便利に感じない」:12.0%
「全く便利に感じない」:1.9%
約8割の方が便利に感じており、また便利に感じないと回答した方は約2割以下にとどまっていることから、おおむね前向きに使いこなせているという印象です。
■Q4.【未導入の方へ】チャットツールを利用したいと考えますか?
この項目では、「利用したい」と回答した方は、47.5%でした。また「利用したくない」と回答された方は、52.5%と、ほぼ間二つに分かれた回答でした。
1.チャットツールのメリット
メールより手軽にまた迅速に連絡ができるため、便利であるとの意見が多くありました。また、データの送信を簡易にできるため、便利であるという回答も。
2.チャットツールのデメリット
2-1.チャットツールが様々あり、統一されていない。
これまでに解説した通り、チャットツールにはさまざまなものがあり、何を導入しているかは企業により異なると思われます。
その場合には、顧客相手の利用しているものを使用しなければならず、相手先によっては複数のチャットツールを使い分けなければならず、かえって面倒となることがあります。
2-2.コミュニケーション不足への心配
チャットワークの導入により、社内でのコミュニケーションをチャットで済ませてしまい、コミュニケーション不足に陥るのではないかとの意見が複数ありました。
確かにチャット機能であればスムーズに連絡をすることができるものの、一方的な連絡になってしまう場合や、微妙なニュアンスが伝わらない場合なども考えられ、対面でのコミュニケーション不足となり得ます。
2-3.セキュリティーへの心配
手軽に連絡をすることができる反面、重要な資料等を添付する場合にもありますので、セキュリティー面の心配をする方の意見も多く見られました。
2-4.既読機能への不満
既読機能がついているツールについては、相手方が確認したことがわかり、便利であるという意見もあります。しかし、既読がついているのに返信がなく不安になる方や、逆に、既読機能があるから返信を急いでしなければならないという心理的な圧迫を感じる方もいるようです。
マネジーアンケート調査によると、ビジネスチャットツールを導入している企業は、4割近くを占めており、重要な連絡ツールの一つになっています。
またコロナウイルスの流行をきっかけに導入した企業は約2割、コロナウイルスの流行以前から導入されている企業が大半であり、メールと並んでスタンダードになりつつあることがわかりました。
利用された方の約8割が便利に感じていることから、一度導入すれば継続して利用され、ますます普及が加速するのではないでしょうか。
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