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企業の人材マネジメントシステムを提供している株式会社カオナビは、徳川家康が「カオナビ」を活用して関ヶ原の戦いに挑む様子を表したTVCMのシリーズ最新作を9月21日から放映しているが、人事担当者の間でちょっとした話題となっている。
放映されている「東西在宅人事部長」篇は、徳川家康と石田三成がテレワーク環境下で、人事の指揮を執るという内容だ。
話題となっているのは、テレワーク環境下で実際に直面する「社員の情報がデータベース化されていない」「出社しないと人材情報が見られない」といった、現実の課題を描いている点である。
労働人口の減少や雇用形態の多様化により、人材を有効活用しなければ生き残ることが難しいのが、企業が置かれている現状である。この厳しい時代を生き抜くためには、業務効率化や生産性向上、離職防止などに取り組んでいくことが急務である。
しかも、新型コロナウイルスの感染拡大によって、社会全体が働き方の変容を求められ、テレワーク環境の整備も、着々と進められている。そこで、持ち上がってきたのが、テレワーク環境下での課題である。
このCMの見どころは、「カオナビ」を活用する家康と、「カオナビ」を使っていない三成の対比だ。
「カオナビ」は、社員の顔や名前、経験、評価、スキル、才能などの人材情報を可視化することで、最適な人材配置や抜擢することが可能な人材マネジメントシステムだが、その機能を活用することで、さまざまな課題解決につながることを、「東西在宅人事部長」篇でアピールしている。
テレワークの環境での人材マネジメントの難しさに直面している人事担当者が、思わず、「そうそう、そうなんだよ」と声を上げたくなるようなTVCMである。
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