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セルフ・キャリアドックの支援拠点を東京と大阪に開設
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セルフ・キャリアドックの支援拠点を東京と大阪に開設

公開日2018/06/29 更新日2022/11/10

厚生労働省は6月20日(水)、企業の「セルフ・キャリアドック」の導入を無料で支援する拠点を、東京と大阪の2か所に開設しました。

従業員のキャリア形成を促進・支援するための仕組み

「セルフ・キャリアドック」とは、企業の人材育成ビジョン・方針に基づき、定期的なキャリアコンサルティングとキャリア研修などを組み合わせて行う、従業員のキャリア形成を促進・支援するための取り組みです。

事業主は、「業務の遂行に必要な技能や知識の習得を目指すことに対して、キャリアコンサルティングの機会を確保することや、援助を行う」と、職業能力開発促進法(第10条の3第1号)に定められています。

また、2016年度からは、セルフ・キャリアドック制度が「キャリア形成促進助成金」の人材育成制度の一つに組み込まれ、要件を満たすと助成金を受けることもできるようになりました。

セルフ・キャリアドック制度が必要な社会的・経済的背景

セルフ・キャリアドック制度は、厚生労働省が中心となって普及・推進を図っている制度です。

IT化の進展や国際競争の激化など、昨今の経済環境の変化に対応していくためには、事業主はもとより、従業員も社会や組織の変化を先取りし、持てる力を最大限に発揮していくことが重要です。「日本産業再興プラン」でも、労働市場インフラとしてセルフ・キャリアドックの導入が必要であると示されています。

セルフ・キャリアドック導入のメリット

セルフ・キャリアドック制度を導入は、以下のような悩みを抱えている企業に有効とされています。

1.若手社員の定着率がよくない
2.中堅社員のモチベーションが下がっている
3.部下の育成に困っている
4.育児・介護休業明けの処遇に悩んでいる
5.シニア社員にもっと活躍してほしい

このような悩み解決するための方策の一つが、入社時や昇進時、また育児休業からの復職時などのタイミングで受けるキャリアコンサルティングです。

セルフ・キャリアドックは、いわば「人間ドック」のようなもの。
定期的に健康診断が行われているように、それぞれのタイミングで、従業員自らの課題認識や、キャリアプランの作成、見直しをサポートするような機会を提供していこうというものです。

キャリアコンサルタントによる導入プランの策定

東京と大阪の拠点には、人材育成・キャリア形成の導入キャリアコンサルタントを配置し、セルフ・キャリアドックの導入を検討する企業の状況や要望に応じて、適切なアドバイスなど具体的な支援を行います。

まず、専門のキャリアコンサルタントが企業を訪問、ヒアリングやアンケートなどによって、問題や課題を探り、具体的な導入プランを策定します。

セルフ・キャリアドッグの実施に際しては、専門のキャリアコンサルタントによる面談やキャリア研修を実施し、キャリアコンサルタントの紹介も行います。

キャリア形成促進助成金で導入コストを軽減

キャリアコンサルティングを導入するには費用がかかりますが、助成金を利用すると、コストを抑えることが可能です。

助成金を受けるためには、就業規則に規定するなど一定の要件を満たすことが必要ですが、制度導入助成として47.5万円(生産性要件を満たす場合には60万円)を受給することができます。

セルフ・キャリアドックに取り組む企業が年々増えているので、導入を検討している企業は、ぜひ、この機会に相談してはいかがでしょうか。

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