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梅雨が明け、太平洋高気圧が日本付近を広く覆うようになると、気温がどんどん上昇し、天気予報では暑さの度合いを夏日・真夏日・猛暑日で示します。ところで、それぞれの違いをご存じでしょうか?
目次【本記事の内容】
気象庁は、日中の最高気温が25℃以上を夏日、30℃以上を真夏日、35℃以上を猛暑日と定めています。
ここ数年は、猛暑日となる日も、そう珍しくはなくなっていますが、10数年前までは、日中の最高気温が35℃以上になることは滅多にありませんでした。
西日本を中心に、35℃以上の日が続出するようになったのは2006年以降です。当時は、“猛暑日”という用語がなく、異常な暑さを伝えるマスコミは“酷暑日”と、過酷な暑さを伝えていたようです。
気象庁が、日中の最高気温が35℃以上を“猛暑日”と命名し、正式に発表したのは2007年4月です。それ以降は、皆さんがご承知のように、全国各地で猛暑日となる日が増えています。やはり、地球温暖化が関係しているのでしょうか。
日中の最高気温によって分類されている夏日・真夏日・猛暑日ですが、それにかかわらず、日本の夏が暑くなっていることを、実感している人も多いでしょう。いまや、35℃以上どころか40℃を超えることも珍しくなくなってきました。
このように、異常な暑さとなる原因の一つに、フェーン現象があります。フェーン現象とは、湿った空気が山を越えて反対側に下りるときに風下側で吹く、乾燥した高温の空気のことです。
なぜ、このような現象が起きるのかといえば、乾燥した空気が上昇するときに気温が下がる割合(乾燥断熱減率=100メートルで約マイナス1℃)と、湿った空気が上昇するときに気温が下がる割合(湿潤断熱減率=100メートルで約マイナス0.5℃)の差が生じるからです。
つまり、湿った空気は、山を越えるときには、100メートルにつき0.5℃の割合で気温を下げ、山を下りるときには100メートルにつき1℃の割合で気温を上昇させます。
そのために、風下側付近の気温が、ぐんぐんと上昇することになってしまうそうです。気象庁の「歴代全国ランキング」によると、これまでの日本での最高気温は、2018年7月23日に記録した埼玉県熊谷市での41.1℃です。
ところで、夏日・真夏日・猛暑日は、何日くらいあるのかを、過去30年間(1981年~2010年)の平均値から見てみましょう。
夏日 | 真夏日 | 猛暑日 | |
札幌 | 46日間 | 0日間 | 0日間 |
東京 | 112日間 | 40日間 | 3日間 |
名古屋 | 133日間 | 71日間 | 9日間 |
大阪 | 138日間 | 70日間 | 26日間 |
福岡 | 132日間 | 59日間 | 26日間 |
なんと、名古屋や大阪、福岡は、1年のうちの3分の1が25℃以上の夏日となっています。一応、気象庁の季節区分による夏は6月から8月ということになっていますが、気温では9月いっぱいが夏となりそうです。
日本の夏が暑くなるのに合わせ、「熱帯夜」という用語も、頻繁に使われるようになっています。熱帯夜は、最低気温が25℃以上になる夜のことで、エアコンをつけなければ、かなり寝苦しいですよね。コロナ禍の夏は、換気にも気をつけなければならないので、エアコンの設定温度を少し下げるなど、快適に過ごすようにしましょう。
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