Warning: Illegal string offset 'user_id' in /var/www/vhosts/dev10.manegy.com/public_html/news.php on line 97
2020年から名称変更となった「スポーツの日」
詳細はこちら
サービスロゴ

学ぶ

Learn

サービスロゴ

もらえる!

Present!

2020年から名称変更となった「スポーツの日」

公開日2020/07/28 更新日2020/07/29

50年以上続いた「体育の日」の名称が、2020年から「スポーツの日」に変わりました。現在の祝日のうち”スポーツ”とカタカナ表記が含まれるのは初めてのことです。今回は、体育の日にまつわる豆知識をはじめ、スポーツの日と名称変更された理由、気になる連休状況について紹介します。

体育の日はいつできた?由来は?

そもそも、体育の日はいつできたのでしょうか。体育の日はオリンピック開催を記念して、1966年に国民祝祭日の一つとして制定されました。この2年前の1964年、高度経済成長期の真っ只中にあった日本において、東京オリンピックが開催されています。

体育の日が10月10日に制定された由来は、まさに当時の東京オリンピックの開会式が10月10日に行われたことにあります。今でこそ、小・中学校の運動会を春に開催するケースが多くなりましたが、昭和時代はオリンピックにちなんだ秋の運動会が一般的でした。

体育の日は、土・日・月が連休となるよう2000年から実施されている「ハッピーマンデー制度」により、10月の第2月曜日に変更されています。

体育の日からスポーツの日に名称変更される理由は?

私たちは日常生活で「”体育”に励みましょう!」といった会話はしませんよね。もはや”体育”という言葉自体が古くなったことが、名称変更の理由だと推測する方も多いと思いますが、れっきとした理由があります。

体育の日からスポーツの日へと名称変更されるのには、2020年開催予定だった東京オリンピック・パラリンピックなどが関連しています。世界的に共通する「スポーツ」の単語を使うことで、「国境に関係なくスポーツの価値を分かち合おう」というのが理由です。

2016年当時、国会議員でつくるスポーツ議員連盟は、オリンピックだけでなく、2019年のラグビーワールドカップ日本開催も視野に入れ、体育の日をスポーツの日とするためのプロジェクトチームを設置。2018年、議員立法で法改正され、スポーツの日と名称変更されることになりました。

スポーツを通じて国際交流を図ったり自発的にスポーツを楽しんだりする現況を考えれば、授業の印象が強い”体育”よりも”スポーツ”のほうがしっくりくるのではないでしょうか。

スポーツの日の名称は初めてではなかった!

実は、かつても「スポーツの日」と呼ばれていた時代があったのです。今日の「スポーツの日」の名称になるまでの長い歴史を見ていきましょう。

遡ること96年前の1924年11月3日。文部省によるきわめて大規模な体育行事として「第1回全国体育デー」が実施され、1958年には5月の第3日曜日を「国民体育デー」としました。

「スポーツの日」の名称を最初に定めたのは1961年で、スポーツ基本法の改正前にあたるスポーツ振興法によって、10月の第1土曜日に定められました。2020年に体育の日からスポーツの日へと名称が変更されましたが、今から59年前にも使われていた名称だったのです。

体育行事も含めた名称の流れをまとめてみます。

全国体育デー(1924年)

国民体育デー(1958年)

スポーツの日(1961年)

体育の日(1966年)

スポーツの日(2020年)

2020年・2021年のスポーツの日は特例

2020年のスポーツの日は、東京オリンピック・パラリンピックの延期が決定したあとも変更はなく、開会式同日の7月24日の金曜日です。

さらに、2021年のスポーツの日は、開会式を7月23日の金曜日を予定していることから、同日がスポーツの日となります。

両年ともに東京オリンピック・パラリンピックという特別な行事により、10月の第2月曜日から移動した特例扱いです。

2022年からは、体育の日が10月10日に制定された由来通り、10月の第2月曜日がスポーツの日に該当します。

しかし、今後の世界的な新型コロナウイルスの感染状況によっては、再延期もしくは最悪中止になる可能性もあるため、スポーツの日は柔軟に移動されることが予想されます。

スポーツの日の移動による4連休

ビジネスパーソンのみならず、子どもたちやお年寄りたちもみな、連休は大きな楽しみの一つですね。

2020年のスポーツの日・7月24日(金)の前後で4連休となりました。4連休になったのは、スポーツの日の移動とともに、7月の第3月曜日に定められている「海の日」の移動が行われたためです。従来通りであれば7月20日(月)が海の日となるところを、7月23日(木)に移動しました。

2021年は東京オリンピック・パラリンピックの延期開催予定につき、同様に海の日が移動され、7月22日(木)から7月25日(日)までの4連休が発生します。

名称

2020年

2021年

海の日

7月23日(木)

7月22日(木)

スポーツの日/五輪開会式

7月24日(金)

7月23日(金)

(土曜日)

7月25日(土)

7月24日(土)

(日曜日)

7月26日(日)

7月25日(日)

まとめ

1966年に制定された10月10日の「体育の日」は、2020年、かつて1度使用されたことのある「スポーツの日」に名称変更されました。

スポーツの秋という言葉があるように、本来、スポーツの日は10月の第2月曜日に制定されていますが、2020年と2021年は特例として東京オリンピック・パラリンピックの開会式と同日となり4連休となりました。

今年はコロナウイルス感染拡大の影響もあり、おうちでゆっくりと過ごしたという人も多かったかと思いますが、来年はどうなるのでしょうか。いずれにせよ有意義な時間を過ごせるといいですね。

ニュースを読んでポイントGET!(公開日の翌日13時前限定で取得可能)

おすすめコンテンツ

関連ニュース

新着動画

関連情報