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コロナ禍がもたらした不要不急の外出自粛要請は、移動や外出に制約のある生活の不便さや不自由について、改めて考える機会を与えてくれたのではないでしょうか。
新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、政府は緊急事態宣言を発令し、いわゆる「三密(密集、密閉、密接)」の回避とともに、不要不急の外出を自粛し、社会における人と人との接触の8割減を目指すことを国民に呼びかけてきました。
国民の冷静な自粛行動が奏功し、緊急事態宣言は解除となりましたが、移動の制限や外出自粛、休業要請によって、社会経済には深刻な負の影響が生じています。しかし、感染拡大のリスクが完全に消えたわけではありません。
今回の緊急事態宣言によって、制約された生活を通じて、外出の頻度や時間帯、その方法や動線などについて、あるいは働き方そのものも変わろうとしています。
第一生命経済研究所ライフデザイン研究部の北村安樹子主任研究員は、「新型コロナウイルスによる生活と意識の変化に関する調査」から、「コロナがもたらした気づき~外出に制約のある暮らしとライフデザインの重要性」のレポートを公表しています。
「新型コロナウイルスによる生活と意識の変化に関する調査」では、新型コロナウイルスの感染拡大によって、約6割が「自由に外出できることのありがたさを感じるようになった」と回答しています。男性は約半数ですが、女性は8割近くに達し、男性よりも20ポイント以上も上回っています。
また、男性の4割、女性の半数強が、「外出に制約のある人の大変さを考えるようになった」と回答していることも確認することができます。
今回の外出自粛など、制約がある生活を強いられたことで、“他者への共感”が増えていることは、注目すべきポイントといえるのではないでしょうか。「コロナがもたらした気づき~外出に制約のある暮らしとライフデザインの重要性」では、新型コロナウイルスの感染拡大は、経済的には大きな負の影響をもたらしていますが、反面、「個人の人生設計や社会のあり方について考え直すきっかけにもなっているのではないか」と結んでいます。
つまり、当たり前と思われてきた日常がいかに恵まれていたものであり、自身を含む多くの人が自由に外出することが難しい状況になった場合の、「個人の人生設計や社会のあり方について考えることの重要性を教えた面がある」ということです。
社会的に要請された今回の外出自粛生活を通じて、これまでより多くの人々が自分の将来の生活について考える機会をもち、さまざまな理由で自由に外出することが難しい人々の、暮らしの大変さへの共感につながったとすれば、コロナという禍が、大きな痛みを伴いながらも人々に教えた、“新たな気づき”と考えてよいのではないでしょうか。
コロナ禍がもたらした“新たな気づき(他者への共感)”は、多様性重んじる社会には欠かせない要素です。きっかけがコロナ禍とはいえ、他人を思いやる気持ちが芽生えていくことは、アフターコロナをポジティブにとらえることもできるようになるのではないでしょうか。
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