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新型コロナウィルスの感染防止のため、テレワークや時差出勤などを導入する企業が増えているが、職場のチームでの働き方に、どのような影響を及ぼしているのかを、サイボウズ・チームワーク総研が、職場でチームとして働いているビジネスパーソンにアンケート調査を実施した。
その結果、19%が「良い変化があった」、25%が「悪い変化があった」、56%が「特に変化なし」と回答している。
「良い変化があった」理由の上位は、「時差通勤・テレワークの増加」「会議のムダが明確になった」で、主に首都圏の企業でのテレワーク増加が顕著になっている。
一方、「悪い変化」の上位には「勤務やミーティングの調整が大変」「チームでうまく集まれない」「休んだ人のカバーが大変」などが挙がっている。
なかでも、「チームでうまく集まれない」と感じているのは部長課長クラスに多く、顔を合わせる機会が減少したことによるチーム運営の難しさに直面し、ストレスが増加している可能性もありそうだ。
このアンケート調査は、3月下旬の3連休時点でのものだが、その後4月7日に7都府県に緊急事態発令、さらに4月16日には全都道府県に拡大し、ゴールデンウィーク明けの5月6日にはさらなる延長が決定された。
一部地域では緊急事態宣言の終了も決定されてきてはいるが、コロナとの戦いが長期化することは多方面で言及されており、緊急事態宣言解除後も、気を緩めることなく企業としては感染防止対策をとりながら事業活動を続けていく必要がある。管理部門は、効果的な防止対策に取り組むとともに、社員のモチベーションを高めるための方策も、考える必要がありそうだ。
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