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リスクモンスター株式会社が実施している「就職したい企業・業種ランキング」(第6回)の調査結果が発表されたが、トップ3は、2年連続で1位が地方公務員、2位が国家公務員、3位がGoogleである。
1位 地方公務員
2位 国家公務員
3位 Google
4位 味の素
5位 Amazon
6位 日本赤十字社
6位 LINE
8位 明治
9位 日本郵便
9位 花王
9位 大塚製薬
12位 キューピー
12位 森永乳業
12位 日清食品
12位 サントリー
12位 セコム
17位 ソニー
18位 武田薬品
18位 東日本旅客鉄道
18位 全日本空輸
相変わらず人気の高い公務員だが、国家公務員・地方公務員を希望する割合を前回調査と比較すると、49.6%から43.5%に6.1ポイント低下している。さらに地方公務員の26.7%に対して、国家公務員は16.8%と、国家公務員人気の陰りが目立つ結果となった。
もっとも、最近の国会中継を見れば、野党の質問にしどろもどろの官僚の答弁の様子や、公文書の改ざんや破棄などに手を染める姿を見れば、国家公務員として働く意欲が減退していくのも無理からぬことだろう。
官民別の就職先の志望割合を見ると、公務員の20.4%に対して国内民間企業は59.0%で、学生は、民間企業に高い関心を示していることがわかる。なかでもIT関連企業や、上位20社中6社がランクインした飲食料品製造業に人気が集中しているようだ。
また、就活ルール廃止の動きがあることも、民間企業に高い関心を示す背景がありそうだ。企業はインターンシップ開催前の早い時期からOBやOG訪問などで積極的に学生にアプローチを展開するなど、就職活動の開始時期が早期化、長期化していると考えられるからである。
ランキングの詳細は、リスクモンスター株式会社HPで確認できるが、そのほか、就職活動に備えての活動状況や、就職活動開始時期、就職先選定における意思決定手段の詳細データもあるので、採用担当者は確認しておくといいだろう。
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