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日経WOMANによる「女性が活躍する会社BEST100」2019年総合ランキングによると、総合1位に輝いたのは花王グループです。花王グループは、2018年の総合5位からランクを上げてトップとなりましたが、他にはどのような企業が選ばれたのでしょうか。
「女性が活躍する会社BEST100」は、働く女性のキャリアとライフスタイルを応援する女性誌「日経WOMAN」と、日本経済新聞社グループの「日経ウーマノミクス・プロジェクト」が、「働きがい」と「働きやすさ」という2つの観点から、企業の女性社員活用の実態を調査したもので、今回で17回目となるランキングです。
ランキングは、女性管理職の登用度、女性活躍推進度、ワークライフバランス度、ダイバーシティ推進度の4つの指標で採点、それらの合計得点を偏差値化して総合スコアとしたものです。
【日経WOMAN「女性が活躍する会社BEST100」2019年総合ランキング】
順位 企業名 総合スコア
1位 花王グループ 78.8
2位 りそなホールディングス 75.3
3位 日本アイ・ビー・エム 75.3
4位 高島屋 75.1
5位 住友生命保険 74.9
6位 大和証券グループ 74.3
7位 イオン 73.7
8位 損害保険ジャパン日本興亜 73.7
9位 セブン&アイ・ホールディングス 73.7
10位 三井住友海上火災保険 73.7
総合1位になった花王グループは、1990年代に育児支援制度を整備し、同時に制度が活用される職場環境づくりに取り組み、今や当たり前になりつつある出産後も働き続ける環境を、90年代半ばにはつくりあげていたことが高く評価されたようです。
花王グループでは、子どものいる女性正社員の比率は45%で、半数近くが結婚・出産後も活躍しています。また2018年には花王グループの美容カウンセリング専門会社2社の社長に女性が就任。2019年3月には女性の監査役と社外取締役も就任しています。
2位のりそなホールディングスは、2018年の総合16位から大幅にランクアップしました。2008年に一般職の職制を廃止し、ライフイベントに合わせた柔軟な働き方ができる制度を拡充しました。その結果、女性ライン管理職の比率は28.3%に上昇しています。
3位の日本アイ・ビー・エム(2018年は総合7位)は、1998年から女性社員による社長直轄の活躍推進プロジェクトをスタートさせています。役員が女性社員を個別指導するスポンサーシッププログラムが奏功し、女性役員比率は16%まで増加しています。
ちなみに、「管理職登用度」では日本アイ・ビー・エム、「女性活躍推進度」では三井住友海上火災保険、「ワークライフバランス度」では日本生命保険、「ダイバーシティ推進度」では花王グループが1位となっています。
女性活躍推進度で1位となった三井住友海上火災保険は、2006年から女性活躍推進に取り組み、階層別に女性管理職養成研修を実施、ワークライフバランス度で1位となった日本生命保険は、全従業員が働き方に関する宣言を行い、「15分削減運動」を実施する他、男性社員の育休取得率は2013年から6年連続で100%を達成し、平均取得日数は7日間となっています。
上位にランクされている企業を見ていくと、女性が働きやすい制度や活躍できる環境整備に、地道に取り組んできた企業が上位にランクインしているようです。いま、官民挙げて取り組んでいる“働き方改革の先駆け”ともいえるでしょう。
働き方改革にどのように取り組めばいいか悩んでいる総務、労務管理担当者は、これらのランキング上位企業を参考にされてはいかがでしょうか。
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