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多様な働き方や副業・兼業の解禁が注目されているが、パソコンやスマートフォンがあれば、時間や場所も選ばず、手軽に副業が始められるアフィリエイトに人気が集まっている。
そうした背景を受け、株式会社ファンコミュニケーションズは、運営するアフィリエイトサービス「A8.net(エーハチネット)」のメディア会員(アフィリエイト参加者)1,040名を対象に、副業に関する実態調査を実施した。
調査結果は、半年前と比較すると就業規則把握・企業の副業規定明文化が進んだ実態が明らかになり、ネット副業をしている人は全体の36%で、そのうちアフィリエイトが64%を占めていることが分かった。
また、所属企業が副業OKと回答した会社員は全国平均では45%で、昨年末の前回調査から+3ポイント上昇。地域別では首都圏や中部地方を中心に関東近県が、副業OKの比率が大きく伸びたのに対し、中国・四国、北海道、東北、九州、沖縄地方は減少傾向にあり、地域差が浮き彫りとなった。
ネットによる副業時間は1日1時間未満が6割、スマホのみで副業する人が2割と“プチ副業”の人気が高く、また、半数以上が投資や資産を運用中で、その手段は仮想通貨が投資信託やFXを上回っているという。
人生100年時代の仕事で大切にしたいことでは、1位「楽しさ」(24.9%)、2位「収入額」(21.5%)、3位「安定性」(18.6%)だったが、副業・兼業へどのように対応していくかは、これからの企業にとって、大きな課題となりそうである。
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