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株主総会のシーズンとなりましたが、株主総会に出席する個人投資家にとって、ひそかな楽しみといえば、出席株主に配られるお土産です。東洋経済新報社の「会社四季報オンライン」では、「ぜんぶ見せます!株主総会おみやげ最新情報」(2017年12月~2018年1月決算会社編)で、どんなお土産が配られたかを公開しています。
「1,000円以上3,000円未満」がお土産の平均価格帯
株主総会の時期が近づくと、「会社四季報オンライン」のお土産特集へのアクセスが急増するといいますから、いかに個人投資家の関心の高いかがうかがえます。そのため、全上場企業3,654社に対して、どんなお土産を用意したか、価格はいくらぐらいかなどの、アンケート調査を実施しています。
その調査結果によると、お土産を配布した企業は1,370社で、価格帯で最も多かったのは「1,000円以上1,500円未満」が538社、860社が「1,000円以上3,000円未満」のお土産を用意したそうです。
5000円を超える豪華なお土産を用意した企業は10社あり、最も高価だったのは、ジャスダックに上場する健康食品・化粧品の総合受託製造メーカーのAFC-HDアムスライフサイエンス(2927)。なんと、1万円相当の自社健康食品・化粧品を用意したというから、株主総会出席者にとっては、思いがけないプレゼントとなったようです。
このほか、かつて有名和菓子店「とらや」の羊羹をお土産として大きな話題となったのは、大和証券グループ本社の株主総会でした。
目立つのは自社製品の詰め合わせセットやクオカード
実際に、どんなものがお土産として配られているのかを見ていくと、やはり目に付くのは自社製品の詰め合わせセットや菓子、食料品、地方の特産品などです。また、クオカードも多く、これは、お土産というよりは、お車代(交通費)として渡しているようです。
株主総会出席者にお土産を配る企業は、年々少なくなっているようですが、個人投資家の裾野を広げるために必要と、お土産を重視している企業は、依然として多いようです。
株主総会に出席すると、株を所有している企業の方向性や経営状況を確認することができますが、株主総会開催の場所から遠方に居住している株主も多く、なかなか出席できないため、「不公平感を与えてしまう」というのが、お土産廃止の理由のようです。
いずれにしても、個人投資家をはじめとする株主にとっては、年に一度の晴れ舞台。お土産の有無にかかわらず、株主総会に出席して、経営状態や経営陣をチェックする株主としての権利を果たしましょう。
会社四季報オンライン「ぜんぶ見せます!株主総会おみやげ最新情報」(17年12月~18年1月決算会社編)
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