公開日 /-create_datetime-/
株式会社矢野経済研究所が実施した「国内紙袋市場」の調査によると、2018年度の国内紙袋販売量は152億4,500万袋(前年度比102.5%)となり、紙袋市場規模が拡大傾向にあることがわかった。
紙袋は手提げ袋、角底袋、平袋とあるが、手提げ袋と角底袋は減少傾向にあるものの、食品の包装材として利用される平袋の伸長率が高い水準にあり、紙袋全体の市場規模を押し上げている。
その要因として考えられるのが、プラスチックゴミによる海洋汚染に対する問題意識が高まり、世界各国で “脱プラスチック” の動きが加速していることだ。
さらに、2018年1月に中国が廃棄プラスチックの輸入禁止措置を発動したことにより、これまではプラスチックによる海洋汚染問題への意識が薄かった日本でも、“脱プラスチック” の機運が高まり、プラスチック廃棄物の削減に向けて、2020年4月からレジ袋の有料が義務化される見通しだ。
また、環境省が、削減目標を達成するために、使い捨てプラスチックの象徴とされるレジ袋をターゲットとしていることなどから、矢野経済研究所では、紙袋の需要がさらに高まる可能性があると指摘している。
一方、紙袋の競合素材となるバイオプラスチックの存在感が高まることも考えられ、紙袋需要は、「小幅な成長率にとどまる可能性もある」という。
いずれにしても、世界中で高まる脱プラスチックの動きが、紙袋の需要拡大につながっているようで、紙袋業界にとっては、まさに“追い風”といえる。
また、ポリ袋に代わるバイオプラスチックをはじめ、環境にやさしい新素材の開発が、新たなビジネスの種となる可能性も秘めているだけに、新商品開発担当者にとっては、大きなチャンスとなるかもしれない。
関連記事:SDGsに関する記事まとめ
株式譲渡契約書とは?記載事項や作成時の注意点について解説!
経営を強くする管理会計 セグメント分析で見える事業の強み・弱み
食の福利厚生【OFFICE DE YASAI 】
WEBサイト製作の業務委託契約書の作成方法と注意点
新卒エンジニア採用施策アイデア大全
もっと見るリンク先:テスト
「リバースメンタリング」とは。“立場逆転”で組織の硬直化を防ぎマネジメント力を高める方法。
日本の労働生産性が2年ぶりに上昇 日本生産性本部
来年値上げ予定、食品2,000品目超に
経団連の調査で判明した副業・兼業容認の流れ
よくある残念な英語研修VS成果を出した英語研修の短期計画
三菱総研DCSが取り組む「ダイバーシティー経営」への第一歩
契約書チェック(契約審査)の重要性とチェックを行う際のポイント
アフターコロナの採用戦略とコスト最適化
株式会社I-ne導入事例~月間の受注データ件数は20万件以上!『 Victory-ONE【決済管理】』の導入で 業務効率化と属人化の解消を実現~
ブログカードテスト
パーソル総合研究所が対面と非対面のコミュニケーションへの影響を実験
若い世代が職場で直面する差別や偏見とは?
電車通勤のメリットとデメリット 株式会社ビズヒッツ調べ
「令和4年版 過労死等防止対策白書」にみる過労死・過労自殺の現状
公開日 /-create_datetime-/