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経済産業省が後援する、令和元年度 リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰(略称:3R推進功労者等表彰)の受賞者が決定し、表彰式が10月29日(火曜日)にKKRホテル東京で行われました。
リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰は、3Rの推進に貢献している個人、グループ、学校、企業等のうち、地域性、独創性、先鞭性等から特に優れているものを表彰し、これらの活動を奨励することを目的として、平成4年から実施されているものです。
主催者はリデュース・リユース・リサイクル推進協議会で、経済産業省をはじめ、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省の関係7省が後援しています。
審査は、リデュース・リユース・リサイクル推進協議会の会員67団体の長と各都道府県知事等から推薦された86件を、学識経験者、消費者団体、関係省庁等で構成された委員会の審査により、「内閣総理大臣賞」、「経済産業大臣賞」を含む関係大臣賞及び「リデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞」を選定します。
令和現年度の内閣総理大臣賞の「個人・グループ・学校」分野では、群馬県立藤岡工業高等学校の「藤工環境活動プロジェクトで取り組む多様な3R活動」、「事業所・地方公共団体等」分野では、花王株式会社の「製品濃縮化とつめかえ・つけかえ化による包装容器におけるプラスチックの継続的削減」が受賞となりました。
そのほか、経済産業大臣賞には、豊田鉃工株式会社「人と環境にやさしい好触感な自動車内装部品~材料ロスゼロの射出成形表皮付き部品開発~」、農林水産大臣賞2件、文部科学大臣賞1件、国土交通大臣賞6件が受賞となりました。
環境問題が大きくクローズアップされていますが、製品を作る時に使う資源の量を少なくすることや廃棄物の発生を少なくすること(Reduce)、使用済製品やその部品等を繰り返し使用すること(Recycle)、廃棄物等を原材料やエネルギー源として有効利用すること(Recycle)を“3R”と呼び、企業でも、個人でも積極的に取り組むようになっています。
たとえば、個人では、買い物にはマイバックを持参し無駄な包装を断る、つめかえ容器の製品や簡易包装製品を選ぶ、耐久性の高い製品や省資源化設計の製品を選ぶ、耐久消費材は手入れや修理をしながら長く大切に使うなどがReduceの具体的なものです。
一方、事業者は、製品を設計する時に、製品をできるだけ長く使えるように耐久性、修理性等を工夫する、原材料を無駄なく効率的に使う、修理や点検等のアフターサービスの充実、食品ロスを削減する仕組みを作る、などが挙げられます。
限りある資源を大切に使うことはもちろんですが、製造などの段階で発生する排出ガスの抑制や、産業廃棄物の削減など、環境に負荷をかけない取り組みが強く求められています。
環境に配慮のない企業に対しては、消費者の目も厳しくなっているだけに、3Rに積極的に取り組む姿勢をアピール企業も増えてきました。消費者からの支持を得るためには、より一層のリデュース・リユース・リサイクルへの推進が、企業には求められる時代といえそうです。
おそらくそれぞれの事業所でも、3Rに取り組んでいるでしょうが、成果を上げるためには、経営陣はもちろん、全社員の理解と協力が必要です。総務担当者は、3Rに取り組む意義などを、資料を添えてまとめ、社員への啓蒙・啓発活動も必要になるのではないでしょうか。
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