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経団連がこれまでの「新卒一括採用」と、高校生の「1人1社制」を見直し、2021年春の新卒生から「通年採用」を導入するとしているが、その対象となる18歳は、こうした動きをどのようにとらえているのだろうか。
日本財団では、18歳の若者が何を考え、何を思っているのかを探る「18歳意識調査」を行っているが、「通年採用」に関しても、18歳の意見を集約している。
まず、「2021年春の通年採用の導入」については、賛成が29.5%、反対が6.4%で、およそ3割が賛成の意思表示をしている。一方、高校生の就活「1人1社制の見直し」については、賛成が47.3%で反対は4.3%と、こちらは賛成が5割近くになっている。
通年採用賛成の理由として挙げられているのは「企業・学生とも時間をかけて相手を選べる」が54.2%、「企業が実績や能力のある人材を獲得できる」が(43.4%)、「就労形態が多彩になる」が(42.7%)などだ。
もっとも、64.1%が「わからない」と回答していることから、就職活動がどう変わっていくのか、不安や戸惑いを隠せない様子も見受けられる。
「反対」の理由は、「就職活動期間には区切りがほしい」「実績がない新卒には不利」(各35.9%)など。次いで、「就職活動が長引く」「勉学に支障がでる」(各32.8%)と続いている。
また、高校生の「1人1社制」についても、「わからない」が48.8%と、こちらも不安や戸惑いがあるようだ。
賛成理由は、「大学生と同等に複数社への応募にすることで選択肢や可能性が広がる」といった意見が多いが、「高校生と大学生で就活のルールを変える意味がわからない」「高校生にも大学生同様の権利を与えるべきだと思う」など、高校生と大学生でルールが違う点に不公平さを指摘する意見もあった。
反対理由で多かったのは、「知識が浅い段階では1つに絞って勉強した方がいい」で、「高卒生は慎重に就職先を決めるべき」や「大卒を優遇してほしい」という意見も挙がっている。
いずれにしても、2021年春からは、通年採用を導入する企業が増えることになるだろうが、採用担当者は、18歳の若者たちが、こうした就職制度に対して、どのような意識を抱いているのかを知っておく必要がありそうだ。
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