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世代間のギャップを象徴するのが「最近の若者は・・・」というフレーズです。若手の部下が、「何を考えているのかわからない」という悩みを抱えている上司や職場のリーダーも多いのではないでしょうか。そんな、部下の掌握がなかなかうまくいかないビジネスパーソンに、参考になる記事をみつけたので紹介します。
「優秀なのに“独り立ち”できない若手に欠ける物 “近頃の若者は”と愚痴っても仕方がない」という記事が掲載されているのは、東洋経済オンラインのアルファポリスビジネス編集部提供の記事です。
「最近の若者は・・・」という愚痴は、いつの時代にも共通するフレーズのようですが、最近の傾向として「有能で仕事の覚えは早いが、 “そろそろ仕事を任せてみようか”という段階になると、途端に問題が発生する」というケースが多いようです。
上司としては、指示したことをそつなくこなす若手に、独り立ちさせようと思うのはよくあることでしょう。しかしそうなると、途端にパニックになって仕事が滞ってしまうことが多々あるようで、自分で考え、判断することに対応できないのかもしれません。
その背景には「インターネットの普及による、情報環境の激変がある」と指摘されています。つまり、上司からの指示をこなすための情報はパソコンでもスマホでも、簡単に入手することができるため、そうした情報環境を活用することでスピーディーに業務を片付けることは、経験が浅くてもそれほど難しいことではないでしょう。
しかし、それはあくまでも「上司の指示に従って作業を的確にこなす」のができているだけであり、なぜこの作業が必要なのか、それをいつまでに仕上げなければならないのかなど、仕事の全体像を理解して取り組んでいるわけではないということです。
同記事では、「仕事の全体像を把握し、自分でマネジメントする能力を身に付けるには、やはりそれなりの時間と経験が必要だ」と、指摘しています。
確かに、与えた業務をスピーディーにこなす仕事ぶりを見ていたら、「そろそろ任せても大丈夫だろう」と、思いたくなります。しかし、入社して半年、1年程度の若手は、やはりまだまだ半人前というのが実態なのではないでしょうか。
それを理解しなければ、任せられた若手も混乱し、パニック状態に陥ってしまうのも当然かもしれません。
では、そのような若手社員を、1人前に育てていくためには、何が必要なのかを見ていきましょう。
まず必要なのは、「仕事の全体像を把握する意識を持たせる」ことで、その方法は「部下に話しをさせる」ことと、記事では紹介されています。
「えっ、そんな単純なこと?」「部下との対話は意識して多くしているよ」という声が聞こえてきそうですが、実は、そこにも落とし穴があるようです。
上司:「前回は、発売1か月でどれくらい売れたんだっけ」
部下:「ええと、○○個ですね」
上司:「そうか。今回は発売1か月で○○個だから、前回の20%増ぐらいは目指せそうだな!」
部下:「そうですね。頑張って売っていきましょう!」
こうした会話が、上司と部下の間で日常的に交わされているでしょう。ところが、部下は上司の言葉にただ反応しているだけで、「自分で考え、判断することはできていない可能性がある」というのです。
この会話で注目すべきは、イエス・ノーで答えられる“クローズド・クエスチョン”ではなく、たとえば「次の新製品は、どれくらい売れるだろう?」「次はどんな商品をつくるべきだろう?」などの“オープン・クエスチョン”を投げかけることです。そうすることで、部下が本当に仕事の全体像を把握しているのか、上司の言葉に反応しているだけなのかが見えてくるというわけです。
ぜひ実践してみてください。
この記事の結論は、若手が“独り立ち”できるようになるためには、作業の手順を覚えるだけでなく、全体像を把握する意識を持つこと、そのためには、若手に意見を述べさせることが大切ということでした。
この記事を参考に、なかなか独り立ちできない若手部下を抱えているビジネスパーソンは、部下との会話の内容を見つめなおしてみてはいかがでしょうか。
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