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歓送迎会や忘新年会、飲み会などの社内イベントは、全体で行うもの、職場単位で行うものなどいろいろあるが、社内イベントの受け止め方は、管理職と一般社員ではギャップがあることが、株式会社アスマークの「社内コミュニケーションに関するアンケート調査」で明らかになった。
全体では、社内イベントへの参加意欲は「参加したい」が13.0%、「なるべく参加したい」25.0%で、2つを合わせても4割を切るという結果である。一方、「参加したくない」は38.5%、「できれば参加したくない」が23.5%で6割強となっている。
役職が上がるに連れて、社内イベントへの参加意欲は高まる傾向にあるようだが、一般社員に限ってみていくと、43.6%が「参加したくない」と回答している。
ところで、社内イベントに参加することは、通常業務でのパフォーマンスに影響があるととらえているのだろうか。「上がると思う」は31.8%、「あまり変わらないと思う」が60.3%、「下がると思う」は8.0%で、6割が「変わらない」と回答している。
とくに20代では、男女とも2割程度しか、社内イベント参加が業務パフォーマンス向上につながるとは感じていないようである。役職者は、4割以上が業務パフォーマンス向上につながると回答しているのに対して、一般社員は7割以上が業務パフォーマンスは変わらない、またはパフォーマンスが下がると回答している。
社内イベントを企画・運営をする立場の管理部門にとって、この調査結果は複雑な心境になるが、社員が社内イベントをどのように受け止めているかを知る必要がありそうだ。この調査は、さらに詳しい結果や、上司と部下のコミュニケーションについても調査しているので、参考にするといいだろう。
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