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採用業務に限らず、「ヒト」と関わる人事の仕事は、これまで機械化が難しいと考えられてきました。しかし、AIが急速に社会に普及する中、人事の採用業務にもAIを活用する企業が増えてきています。AIを活用することで、これまでにない業務効率化が可能となり、人事はより創造的な仕事に時間を割けるようになります。
そこで今回は、「AI採用」について解説します。AIが身近なところで活用されていく中、人事としてキャリアアップをはかるためにはどうすればよいのか? AI採用や人事のキャリアアップについて興味がある方は参考にしてみてください。
オックスフォード大学のマイケル・オズボーン准教授は「(2013年時点から)今後10~20年で約47%の仕事がAIに取って代わられる」という旨の発言をしています。AIの導入は、人事の採用業務においても進んでいます。AIが採用業務を担うことで次のようなメリットが生じるのです。
人間には好き嫌いがあります。
専門的な訓練を積んだ人事担当者が採用業務を行う場合でも、偏見や個人の好き嫌いが選考に反映されてしまう可能性はゼロとは言えません。
その点、AIは機械学習によって選考を判断するので、個人の偏見や好き嫌いが入らず、公平に判断できると期待されています。
書類や面接で上手くアピールできることと、仕事の能力が高いことは必ずしも一致するとは限りません。
一般的にアピールが上手い人を高く評価しがちですが、AIならその心配はありません。
過去のデータや傾向から将来を予測することで、入社後活躍するであろう逸材の発掘につながると考えられています。
責任の重い採用業務は、時間や心理的負担がかかります。
採用業務をAIが担当することで、空いた時間をより生産性の高い仕事にあてることが可能です。
採用に関わる心理的な負担も減ることから、パフォーマンスの向上につながると期待されています。
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