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「新社会人の採用・育成研究会」は、2019年度に入社する新入社員のタイプを、「呼びかけ次第のAIスピーカー型」と名付けたが、今年の新入社員たちの教育は、一筋縄でいかないようである。
「新社会人の採用・育成研究会」のメンバーであり、「若者のトリセツ」などの著者・岩間夏樹氏は、ダイヤモンド編集部のインタビューで、「上司の側からすると、部下としては若干扱いにくい面があるのではないか」と語っている。
その理由は、深刻な人手不足状況の売り手市場で採用された新入社員にとっては、就職そのものを「入ってやった」と、楽観的にとらえていると考えられるからだ。
一方、新人を育成・指導する立場となる先輩社員は、就職氷河期という買い手市場の就職戦線を、血眼になって勝ち抜いてきただけに、「入れていただいた」という意識が強く、会社の都合に合わせ、辛くても本音を隠す会社への忠実さがあったようだ。
「入れていただいた」という意識の上司や先輩世代は、「入ってやった」という意識の今年の新入社員と接する際、どのようなことに気を付けるべきなのか。岩間氏によると、AIスピーカー型の新入社員は、「AIスピーカーと同じで、声をかけないと動かない」そうだ。
AIスピーカーは、音楽をかけることや、天気予報など単純な質問には簡単に答えてくれるが、テレビや照明をつけるには、他の機器の設定や機能追加も必要になり、費用もそれなりにかかるという。
つまり、便利そうなAIスピーカーを使いこなすのはなかなか難しいようで、今年の新入社員も扱いにくい存在であり、どのように向き合えばいいのか、とまどう場面が多くなりそうというのである。
また、経団連会長の “就活ルール廃止”の発表の影響もあり、雇用環境の変化など、終身雇用制や一括採用などの日本型スタイルが変わりつつあることを、敏感に感じ取っているようでもある。
こうした新入社員に「会社の色に染めよう」というスタンスで向き合うと、早期退職につながることも考えられるため、飲み会での芸の強要や、仕事は先輩の背中を見て覚えろといった、一昔前の常識は通用しないと言えそうだ。
また、合理的な理由のない朝礼や朝のラジオ体操などの習慣を押し付けるのも、考え直す必要がありそうで、新人の指導・育成担当者は、上の世代を満足させるためだけに行われてきた会社のよくわからない習慣を、きちんと見直すことも必要になりそうだ。
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